皇室に野心家民間男子の種を入れてはならない!

こんにちは。浜松は真夏のような晴天でした!

◆本号の「日記」の小見出しです。内容は下記をご覧下さい。
☆松田政策研究所YouTube動画チャンネルに出演
☆湯島聖堂(昌平坂学問所)を会場に、論語シリーズ第1回の講義
☆国民民主党・代表代行の古川元久氏と会談

◆本号の「評論・随筆」の小見出しです。
☆皇室に野心家民間男子の種を入れてはならない!
☆松下政経塾は、どうしてバラバラか?

◆明後日8日(土)は名古屋、来週11日(火)は浜松で講義します!
☆「名古屋綜學院 林ゼミ」6月8日(土)午前10時~午後4時
第6回授業~大和言葉・思想編~言葉は思想なり。マコト、カムナカラ、アマ、ミナカ、クミ、ムスヒ、イノチ、メヲト、チスヂなどの大和言葉を元に、日本人の魂を解き明かす!年間予定などの詳細とお申込は、こちらをご覧下さいませ↓
https://www.facebook.com/event……238302778/

☆東林志塾(浜松)
日時:6月11日(火)午後6時30分~9時00分
世界と日本の動きを読む~米中貿易戦争は、公益資本主義へ転換する天啓!
じっくり味わい、人生の骨格を養う「論語」講座(15)
尊敬する人を夢に見るかどうか。学習の秘訣は気付きと置き換え。他
戦前の日本は思想戦に敗れていた!封印の書『学術維新原理日本』講話(15)
母国語は母の言葉。国民文化は時代遅れか。独労働運動が過激だった理由。他
会場:21世紀倶楽部(静岡新聞社・静岡放送プレスタワー)
参加費:オブザーバー3000円 
電話090・5875・7687(事務局・川岸和花子さん)
FAX0538・38・9944

●日記● 令和元年6月5日~6日

◆6月5日(水)、昼過ぎから松田政策研究所YouTube動画チャンネルの録画。松田学所長(大蔵省出身、元衆議院議員)と衆議院議員の藤田文武塾士(林塾8期生)と林による鼎談。文明の転換と日本の可能性という、大きなテーマを論じ合った。

午後4時からは、経世志塾(長屋貢司代表)で論語シリーズ・第1回の講義。このテーマに最も相応しい湯島聖堂(昌平坂学問所)を会場に、孔子の人生と『論語』学而第一を話す。孔子は、既得権益を手に入れた新興貴族階級の権力を抑え、周王朝の秩序を取り戻そうとした大改革者であった。本人は不遇の内に人生を終えたと言えるが、その思想は広まって東洋の王道哲理となった。林塾から久野晋作塾士(第3期生、千葉県我孫子市議)が参加。

◆6月6日(木)、今朝は松下政経塾同期生である加藤康之君の紹介で、衆議院議員で国民民主党・代表代行の古川元久氏と会談。古川氏は大蔵省出身。野田内閣で国家戦略・経済財政担当大臣などに就く。対談の様子は、下記「評論・随筆」をご覧ください。

●評論・随筆●

☆皇室に野心家民間男子の種を入れてはならない!

昔むかし、男女の出会いをサポートするテレビ番組があった。いろいろ会話した後でクライマックスとなり、手を差し出して「お願いします!」と頭を下げるのは常に男子。それを受けるか断るかを決めるのは女子、という構成だった。

その番組は、オスの求める心理と、メスの選ぶ心理に、上手く敵っていたと思う。人気番組として、随分長い間放映されていた。

オスはメスを求めて、何とか自分の種を残そうとするのだが、猫などのやり方は凄い。メスが育てている他猫の子、つまり他のオスの種で生まれた子猫を、まず殺す。その上で、改めて自分の種を受精させていくのだ。

人間は、そこまで野蛮ではないものの、権力欲と重なり、自分の種によって支配者を誕生させようという野心は持ち得る。

おそらく、かつての蘇我氏や藤原氏も、そういう野心を持っていたものと思う。その野心を達成させるには、一族の男子を女性皇族と結婚させ、生まれた子を即位させたらいい。

その子は男でも女でも構わない。女性皇族が民間人の種、つまり別系統の種を宿したことによって生まれた天皇という意味から、これを女系天皇と呼ぶ。もっと的確に言えば、蘇我系や藤原系といった別系天皇である。

即ち、神武天皇から続いた男系天皇とは別系統の、蘇我王朝や藤原王朝の誕生を導いてしまうのが女系天皇容認論なのだ。

それが、もしも外国人ならば、外国人王朝の成立となってしまう。スペインがオーストリアのハプスブルク家に乗っ取られたのが、別系王誕生の例だ。

なお、女性天皇は推古天皇以来、8名10代存在する。しかし、それらは全て男系の女性天皇である。女系天皇=別系天皇は一人もいない。

男系による皇位継承は、民間の野心家による政争を緩和させるシステムと言える。蘇我氏も藤原氏も、一族の女子を天皇に嫁がせることまでしか出来なかった。

そうして、皇室に民間男子の種が入らないようにすることで、無用の権力闘争に歯止めを掛けてきたわけである。

従って、これは男を制限しているのであって、女性差別にはあたらない。

国民生活を危険な目に遭わせてきたのは、支配欲に取り憑かれた野心家による、権力闘争が根本的原因であった。それは圧倒的に男性の仕業である。

異性を強く求め、自分の種を蒔こうという男性心理。それが野心と重なれば、激しい闘争となってしまうのだ。

勿論、君主制を採用しているからといって、争いが全て無くなるわけではない。でも、政争は格段に緩やかになる。

そのことによる平和の恩恵は巨大だ。日本の歴史が、世界で一番長く続いている理由もそこにある。

今ここで、日本の国柄の素晴らしさを、単純な男女平等論で壊してしまい、取り返しのつかない悔恨を、千年二千年の後に残すような愚行を決して為してはならない。

☆松下政経塾は、どうしてバラバラか?

今朝は、松下政経塾同期生である加藤康之君の紹介で、衆議院議員で国民民主党・代表代行の古川元久氏と会談。

「どうして野党はバラバラなのですか?」と聞こうと思ったら、先に古川議員から「どうして松下政経塾出身議員は仲が悪いのですか? バラバラ状態を、松下幸之助翁はどう思っておられるのでしょうか?」と質問されてしまった。

松下政経塾が一つになれない理由は簡明だ。第一に、共通の理念に乏しい。第二に、共通の活動目標が無い。第三に、先輩が後輩をきちんと指導する仕組みが無く、同窓生の絆が組まれていない。

野党が一つになれない理由も似ている。共通の国家観や歴史観に乏しく、共通の国是や国家目標が無い。また、人財を一から育てる仕組みが無く、公募中心に候補者を集めてきたから寄せ集めでしかない。

会談は政局の生々しい話になるかと思いきや、伏せておくべき内容など全然無し。比較文明論や日本文化論、歴史や哲学など多岐に渡って話が弾んだ。古川議員が私に会いたいと思ったのは、公益資本主義推進協議会(PICC)の機関誌「王道経営」第4号に載っていた対談記事を見たからだそうだ。

松下政経塾がバラバラなのは、私や加藤君など一期生に責任がある。私は林塾の弟子たちを、幸之助翁の孫弟子として育ててきた。また、松下政経塾での後輩指導もやっている。

器用に立ち回っても、たかが知れている。根源に関わることは、不器用一心がいい。

松下思想は巨大だ。いずれ、松下幸之助から影響を受けた人々が、学んだ内容を共通言語に、一心に日本を救う日が必ず来ると信じている。その基盤づくりを、これからも地道にやっていくしかない。