論語から「ああ、これは自分への注意だな」と感じる箇所を見つけよ

おはやうございます。
そして、暑中お見舞い申し上げます。
7月に入った盆地の京都は、頭がぼわんとし、体はどよ~んとする暑さです。
早くも夏バテに注意が必要となりました。

【訂正】前号の「7月度ご案内」に載せた「人間力養成塾」の開催日ですが、
7月20日(水)としたのは間違いであり、正しくは7月13日(水)です。
7月13日に人間力養成塾へ出講致します。訂正の上、お詫び申し上げます。

◆明日2日(土)は日本青年会議所福岡ブロックで、明後日3日(日)は東京の綜學義塾で講演します。

綜學義塾(東京)7月3日(日)午後2時~5時
信長に学ぶ「変革の地均し」と「新システムの創造」
研修の狙い→今ある物を生かし切った信長の発想力を自分に置き換える
会場:日本大学桜門会館(千代田区五番町2-6)JR市ヶ谷駅徒歩2分
受講料:法人会員は1社一口以上とし、一口年5万円
経営者5000円、社会人3000円、学生1000円
※終了後に懇親会があります。午後5時~7時(懇親会費5000円)
綜學義塾事務局:03・3700・5511(新舘建設株式会社内)

●日記● 平成23年6月28日~30日

★☆日本外交の、短期・中期・長期ビジョン

6月28日(火)、大阪漁火会・例会で講義。同会は今、若手会員を増やそうと努力していると聞く。大いに発展して頂きたい会である。

会場に置かせて貰った拙著がよく売れた。3種類用意したところ、殆どの購入者が3冊まとめ買いをして下さった。販売は、綜學社学生部の長屋君と田中さんが担当してくれた。よくがんばってくれたことに感謝。

さて、本日の講義テーマは「3・11大震災で歴史が変わった!日本再生のグランドデザイン(勝海舟に学ぶグランドデザイン)」。講義内容の一部を下記に述べる(◇印)。

◇3・11大震災を含め、この数年に起きている現象と事件で、失われた20年による「閉塞の心理」から、国難に対する「危機の心理」へと、社会心理が明らかに変わってきた。

◇近代以降、日本はダブルパンチを受けて悪くなった。1発目は明治以降の近代化で、西欧化によって武士道精神や東洋精神が失われた。2発目は戦後のアメリカナイズであり、これによって「日本の心」が希薄化し、個人主義や拝金主義が蔓延した。この先、もう1発くらったら、日本はノックアウトになるだろう。

◇勝海舟のグランドデザインは、日清韓三国合縦策にあった。海軍操練所は神戸だけでなく、対馬や朝鮮、中国にも置き、東アジアが連合して西洋諸国に対抗すべしと提唱していた。

◇今後の日本外交は、短期・中期・長期に分けてビジョンを考えるといい。

短期~アメリカに力が残っている間は、日米の協力によって中国の膨張や、ロシアの“南下”をくい止める。アメリカの東アジアに対する強い影響力が無くなるのは、早ければ10年後、遅くとも30年後と予測(文明法則史学)。それまでに、日本は自立力を高めねばならない。

中期~日本を改新し、外交の自立力を高め、侮られることのない国、攻め難い国をつくる。そのために健全な愛国心を育てる。先端技術を徹底集積し、効率的な防衛網の整備を図る。

荒唐無稽な話に聞こえるだろうが、核兵器を超える(無力化させる)新兵器の研究開発があっていいと思う。激しい殺意や敵意を雲散霧消させながら、人体には基本的に無害な「中和波動装置」などは如何だろうか。悪用を避けるため、使った側こそ平和的になってしまうような仕組みが必要になるだろうが。

長期~日中が協力して、アジアに徳治による王道政治を興し、人類進化の共生文明を創造する。

◇アメリカに頼れという意見は短期、日本の自立を訴えるのは中期、中国とアジア連合をつくれという案は長期ということになる。一般に現実主義者ほど短期を好み、理想論者ほど長期に偏る傾向がある。長中短をつなぐのが志士。

★☆綜學社の第1回総会が開かれる

6月29日(水)、一般社団法人・綜學社の第1回総会を開く。総会と言っても、安並代表理事と林と三浦事務局長の3者による会議(理事は全員で5人。3人で過半数となり総会としては成立)。これからの活動ビジョンや予算計画などを練った。次回は、全理事と監事が一堂に会する理事会を開きたい。

会議の間、事務所2階で、学生部の長屋君が被災地支援活動の準備を進めてくれた。また、綜學社応援団長の武藤さんが忙しい中来所。綜學社事務所の整備を行って下さり、神棚や柱時計、表札や郵便受けなどが設置された。

★☆論語から「ああ、これは自分への注意だな」と感じる箇所を見つけよ

6月30日(木)、朝は合気居合の稽古をし、綜學社事務所で本日の講義準備と庶務。午後は5時過ぎに新大阪入りし、林塾・福丸孝之塾士(茨木市議)と打ち合わせ。

そして6時半から、政経倶楽部・大阪支部の第1回例会。今日は孔子と『論語』をテーマに、経営者・リーダー層向けに東洋思想を話す。

論語は、孔子が一人ひとりの弟子を相手にアドバイスした内容をまとめた本。孔子は相手の性格に応じて注意しているから、マンツーマン教育の柔軟性と中身の濃さがある。論語を読むと、「ああ、これは自分への注意だな」と感じる箇所がきっと見つかるだろう。

読んで安心してしまうところは、他の人へのアドバイス。ぐさっと来る言葉があれば、それが自分への注意。そう思って読むといい。そういう効用に、2500年を経過しながら今なお鮮度を失わない、論語ゆえの魅力があるのである。

林塾からは福丸塾士のほか、4期生の坂元、5期生の上田、佐藤、濱野が参加してくれた。どうも有り難う。