違うことを前提に、どうするべきかを考えよう!

こんばんは。前号から13日ぶりのメルマガを配信いたします!

◆明日は国会で会議&講義、明後日は會津喜多方で講義します。
☆会津立志セミナー 第27期・第1回
日時:6月26日(水)午後6時半~9時
主催:會津聖賢塾(代表・江花圭司さん、林塾7期生、喜多方市議会議員)
演題:戦前の真実を示す幻の書!林平馬著『大國民讀本』を読む
「日本主義」~日本に生きているということの自覚からはじめよう
会場:大和川酒造
参加費:各回2000円
連絡先:090・7323・3314(江花さん)

●日記● 令和元年6月11日~22日

◆6月11日(火)、浜松・東林志塾(日内地孝夫塾頭)で講義。本日は東京からも参加者があった。全国で活動している人特有の、新鮮な風を届けてくれた。林塾から森田賢児塾士(12期生、浜松市議)と川岸和花子塾生(14期生)が参加。

◆6月15日(土)、関西林英臣勉強会(濱野夕希子代表)で「聖徳太子と憲法十七条」を演題に話す。危機渦巻く中で、若き指導者がどう日本の再生を図ったかについて熱く述べた。

◆6月17日(月)、神戸・今啓林綜學会(今井啓介会長)で講義。本日も(1)現在の世界と日本の動き+(2)2500年前の『論語』+(3)戦前の日本の実態という3本立てで話す。

◆6月18日(火)、少林寺拳法八段・有馬正能先生の道場を訪問。有馬先生は、開祖・宗道臣先生の内弟子として研鑽を積まれ、85歳の今も現役として指導に努めていらっしゃる。

神戸大学などでも長年師範を担ってこられ、これまで育てた弟子の数は数万人に達するだろう。現在も乱取りに励まれ、技の切れ味は達人をも超えた神レベルと言われている。

有馬先生は神戸の勉強会で、20年以上に渡って林の講義を受けてくださっており、本当に有り難いご縁である。林塾1期生の福丸孝之塾士(大阪府茨木市議)と共に訪問した。

◆6月20日(木)、政経倶楽部連合会・名古屋支部(牧山育美支部長)6月例会 で講義。演題は「天皇とは何か」~令和からはじまる新しい日本~。林塾から、水野岳男塾士(7期生、岐阜県各務原市議)と、黒辺一彦塾士補(13期生、愛知県西尾市議)が参加。

◆6月22日(土)、経営実践研究会(藤岡俊雄理事長)主催「National Forum 2019」で冒頭30分間の講話。8名の若手経営者の素晴らしい体験発表から、世の中が公益経済へ転換していることを実感する一日となった。

●評論・随筆●

◆違うことを前提に、どうするべきかを考えよう!◆

この世は個性別の世界だから、同じものは二つと無い。だから、全く同じにしようとしても限界がある。

無理して見た目を同じにすることよりも、違うことを前提に、ではどうするべきかを考えたほうがいい。

違うことを前提に差別を無くすということ。それを公正という。公正という意味に受け止めながら、平等を考えてみたらどうだろうか。そもそも違いに価値があるのだから。

追って:世界に同じものは二つと無いのだから、平等があると考えると観念になる。自由も観念だ。あらゆる存在は他との関わりの中で活動しているのだから、一切の制約を受けない自由というものは観念でしかない(観念とは、頭の中だけでそう思うこと)。

但し、抑圧された監視社会からの自由とか、生まれによる差別からの平等というものはある。そういう前提があって自由や平等を唱えるのはいいが、自由や平等が実在しているものと頭の中で観念していると、本来無いものをあると思い込んで思考したり議論したりすることになって、どんどん空論に偏ってしまうのである。

◆大和言葉のヒ音に、火(ひ)と氷(ひ)の真逆の意味があるのはなぜ?◆

大和言葉のヒ音は、日や火、光り、直霊(なほひ)のヒでエネルギーを表す。その一方で、ヒには氷(ひ)や冷(ひ)えという、火とは真逆の意味もある。それは、どうしてか。

『大言海』という辞典によれば、ヒの意味として「重(へ)と通」じ、「物ヲ隔ツルモノ。又、事ノ重ルコト」とあり、例として氷(ひ)は「水ノ上ニ隔テヲ生」じたものと説明されている。その氷(ひ)の表面は冷たいから、冷(ひ)えという言葉があるのだ。

それから、事ノ重ナル例として、曾祖父(ひいぢぢ)、曾祖母(ひいばば)、曾孫(ひこ)などのヒ音がある解説されている。

隔てや重なりという意味の元は、おそらく日(ひ)にあると思われる。一日は日の出と共に始まり、太陽が昨日と今日を分けている。だから、ヒ音が隔ての意味になったのだ。つまり「日立(ひだ)つ」が、隔(へだ)つに転化したと。

また、新たな日を迎えれば「日来(ひく)る」で「引く」ともなる。「久(ひさ)し」は「日去る」で、日を重ねて過ぎ去った様子を表している。

こうして、ヒ音の意味は直接的にはエネルギーなのだが、それが固まれば隔てるという節目の意味になるし、重なることで継続の意味にもなるというわけである。

火の熱さは、一転して氷(ひ)ともなる。火は火傷(やけど)を起こすが、氷もまた凍傷を起こす。いずれにしても、ヒ音には著しい激しさがある。我が国は日の本の国だから、元来激しい国に違いない。

◆すぐに返事しないで、しばらく冷静に考えてみよう!◆

実例を出せば説得力が増すので、人を勧誘する場面では、実例がいくつも出されることになる。

何かの勧誘を受けた場合、相手が出してきた実例を冷静に咀嚼(そしゃく)しないと、うっかり取り込まれることになるから気を付けたい。

まず、出された例が「特殊な例」や「偶然の例」でないかどうかを判別しよう。それらは、たまたま巧くいった例ではないかと。

たとえ理想的な例であっても、初心者には上級過ぎる場合がある。それは「極端な例」だ。物事には段階というものがあり、今の自分にとって、どのあたりを例(目標)とすべきかを考えないまま、理想的過ぎる例に酔ってしまうようでは困る。

この世の一切は個性別なので、他国で成功したことが自国で通用するかどうかは分からない。他人の上手くいった例が、自分にやれるかどうかも分からない。

とにかく実例から学ぶ場合、前提や背景の違いをよく考慮した上で、重要ポイントを数点あぶり出し、それらを自分に置き換え、どのように実行するかを練ってから着手すればいい。

信念の弱い人ほど実例に騙されやすい。話し手に誘導力がある場合は尚更で、催眠術に掛けられたかのように受諾してしまうことになる。

そういう人ほど、すぐに返事しないで、しばらく冷静に考えてみよう。そして、話を聞いたときのインパクトが十分冷めてきたところで、それでもやはり受け入れよう、やってみようという気になれるならOKしたらいい。