家族・郷土・日本を忘れた日本人

こんばんは。東京→喜多方(福島県)遠征を終えて浜松に戻りました。

◆本号の「日記」の小見出しです。内容は下記をご覧下さい。
☆「日本の尊厳と国益を護る会」設立に伴う勉強会に参加
☆国会綜學勉強会(第43回)で講義~幕末維新期と令和維新期を比較
☆會津聖賢塾主催「会津立志セミナー」(第27期)で講義

◆本号の「評論・随筆」の小見出しです。内容は下記をご覧下さい。
☆家族・郷土・日本を忘れた日本人

●日記● 令和元年6月25日~26日

◆6月25日(火)、「日本の尊厳と国益を護る会」設立に伴う勉強会に参加。会場は衆院第一議員会館会議室。講師はITビジネスアナリストの深田萌絵氏。スパイ天国の我が国に「なりすまし日本人」が存在している現状や、まず役員から狙われて企業が乗っ取られてしまう実態などについて学んだ。

もう一人の講師は、衆議院議員の杉田水脈氏(林塾11期生・塾士)。保守派は勉強不足であり、たとえば「新自由主義」について説明出来る者がどれだけいるか。保守派には、自分たちは少数派であるという自覚が必要で、だからこそ身近なところから仲間を増やす努力が欲しいと熱く語ってくれた。

林塾から下記9名が参加。
久野晋作塾士(3期生、千葉県我孫子市議)
田沼隆志塾士(3期生、千葉県議・四街道市)
伊藤 央塾士(5期生、東京都小平市議)
山本光宏塾士(7期生、神奈川県大和市議)
高橋浩司塾士(9期生、神奈川県鎌倉市議)
小澤 隆塾士(9期生、静岡県沼津市議)
松浦威明塾士(10期生、東京都杉並区議)
松本博明塾士(11期生、全国で活動中)
杉田水脈塾士(11期生、衆議院議員・比例中国)

午後6時から、国会綜學勉強会(第43回)で講義。今回は「幕末維新期」と「令和維新期」を比較し、その類似性から予想される今後の予想について述べた。世界も日本も、正念場のまっただ中だ!

国会綜學勉強会の世話人は下記の通り。
衆議院議員 宮下一郎氏(筆頭世話人、長野5区、伊那谷文明維新塾顧問)
衆議院議員 國場幸之助氏(沖縄1区、林塾5期生・塾祐)
衆議院議員 足立康史氏(大阪9区)
衆議院議員 高井崇志氏(岡山1区)
衆議院議員 藤田文武氏(大阪12区、林塾8期生・塾士)
衆議院議員 源馬謙太郎氏(静岡8区、林塾9期生・塾士)
衆議院議員 杉田水脈氏(比例中国、林塾11期生・塾士)
衆議院議員 井出庸生氏(長野3区、国会綜學勉強会事務局)

世話人以外の参加者は下記1名でした。
衆議院議員 山本朋広氏(神奈川4区、松下政経塾21期生)

本日の林塾からの参加者は下記の通り(※内4名が世話人と重複)。
井坂信彦塾士(1期生、元衆議院議員・兵庫1区)
久野晋作塾士(3期生、千葉県我孫子市議)
田沼隆志塾士(3期生、千葉県議・四街道市、元衆議院議員)
伊藤 央塾士(5期生、東京都小平市議)
國場幸之助塾士(5期生、衆議院議員・沖縄1区)
藤井浩人塾祐(7期生、元岐阜県美濃加茂市長)
藤田文武塾士(8期生、衆議院議員・大阪12区)
高橋浩司塾士(9期生、神奈川県鎌倉市議)
源馬謙太郎塾士(9期生、衆議院議員・静岡8区)
杉田水脈塾士(11期生、衆議院議員・比例中国)
松本博明塾士(11期生、全国で活動中)

◆6月26日(水)、會津聖賢塾主催「会津立志セミナー」(第27期)で講義。
『大國民讀本』を教本とする講座の第一回として、信念の元となる「主義」の必要性や、日本に立ち位置を定めることの重要性について話す。講義の一部を、下記「評論・随筆」に書きました。「家族・郷土・日本を忘れた日本人」をご覧ください。

林塾から下記2名が参加。
江花圭司塾士(7期生、福島県喜多方市議、會津聖賢塾代表)
遠藤貴人塾祐(12期生、福島県鮫川村議)

●評論・随筆●

☆家族・郷土・日本を忘れた日本人

一個人と世界人。その間に、家庭人や郷土の人、国民という立場があるはずだ。ところが、それらがストンと脱けているのが現下の日本人である。個人の次は、一足飛びに地球人でいいのだと。

個人、家族、郷土、国家、世界。そもそも、これらが一つにつながり、バランスよく収まったときに、はじめて立派な人格というものが成立してくるはずだ。

個人の次は地球人でいいという考え方は、なにも最近始まったことではない。明治になって近代西欧思想が我が国に入って以来、百年以上も流行している思潮なのだ。

交通手段や通信手段の発達、世界経済の成長によって、遠からず国家というものの存在価値は無くなる。だから、もう国家は古いし、やがて消え去る。

今から百年くらい前の日本人の中に、そう唱える人が少なからず存在していた。

いわんや国家よりも小さな単位に過ぎない地域や郷土なんて、日本人を呪縛してきた元凶なのだから、さっさとそこから離れよ。家族や家庭も、個人の自由を縛るだけのものだから思い切って捨てよ。そうした主張は、大正時代頃から盛んになっていたのである。

ところが、家庭や郷土を軽視し、国家を無視したままでは、社会は機能しなくなる。人が生育する基本は、やはり家庭にあり、郷土は人間形成の、国家は幸福と安寧の基盤なのだ。

国家は戦争の元であり、これを無くせば世界は平和になるという考え方も変だ。それは、胃は胃ガンの元だから、はじめに胃を切除しておけば胃ガンに罹らなくなるという訴えに近い。

21世紀の今も、人間生活の最高の単位は国家である。自国が無ければ、周辺の覇権国家による侵略を被ることは避けられない。

自分という個人と世界の間に、家庭・郷土・日本をしっかり入れていく。そういう教育をやり直さない限り、どんな政策をやっても底が浅くて役には立つまい。

こんな状態でいくら立志を促しても、自己の欲望と成功しか眼中に無い、個々に偉くなりたいだけの目立ちたがり屋程度の育成で終わるだろう。

とにかく勉強熱心な人ほど、個人と世界にしか意識がいかなくなるのがおかしい。それは、思想と学問自体に欠陥があるのだ。家族・郷土・日本に立ち位置を定められる教育再生を、今こそ起こさねばならない。