綜學は「転換期の志士」や「創生期の達人」養成の実学

こんばんは。
昨日は、暑気退かんとする「処暑」です。
岡山→広島→神戸などを回り、浜松に戻りました。

次の総理大臣を選ぶことになる民主党代表選挙に、松下政経塾から野田佳彦氏(1期生)や前原誠司氏(8期生)が出馬します。

今の日本は、経済にも外交にも構造的な問題が存在し、誰がやっても上手くいかない状況下にあります。

まだ数年間は、政治の旧体制が崩壊する時期と見るべきで、本当は、その後でトップに立った方が活躍できると思われます。

とにかく、出る以上、政治生命を賭けて戦って欲しいです。結局、小沢一郎グループの動向が、当選のカギを握ってきたようですが…。

◆明後日25日(木)は大阪、27日(土)は京都で講義します。

政経倶楽部・大阪支部8月例会
日時:8月25日(木)受付午後5時半 開始6時~8時40分
経営者のための「東洋思想入門講座」
第3回 老子と『道徳経』
会場:新大阪ワシントンホテルプラザ
連絡:一般社団法人 政経倶楽部連合会・大阪支部 事務局長 有賀 隆さん
携帯080-3312-8740  MAIL info@seikei-club.jp
詳細は→  http://www.seikei-club.jp

転換期を生き抜く実学道場~京都綜學講座 第3回
文明論(3)メソポタミア、イスラムなど西アジアに見る文明波動。
聖徳太子と『憲法十七条』…乱れた世の中を救うための理念と指針を学ぶ。
日時:8月27日(土) 午後5時半受付 6時~8時半(質疑応答含む)
会場:キャンパスプラザ京都5階演習室(JR京都駅ビッグカメラ前)
参加費:学生1000円、社会人3000円
詳細チラシ→  http://www.hayashi-hideomi.com……s/356.html
お問い合せは→ sougakukouza.kyoto@gmeil.com(綜學社青年部・大久保)

●日記● 平成23年8月20日~23日

★☆平成の野村望東尼が、全国各地に現れて欲しい

8月20日(土)、岡山連続セミナーで松下幸之助の経営思想について話す。熱心な態度で聴いて下さる方々ばかりで、とても話しやすい講座だ。終了後の懇親会に、約束通り自民党国会対策委員長の逢沢一郎さんが参加。率直な質問が飛び交い、逢沢さんは熱くなり、かなり突っ込んだ討議となった。

8月21日(日)、広島文明維新塾で講義。テーマは「高杉晋作」。山口県防府市から、林塾5期生の伊藤央(いとうひさし)塾士が、夫妻で参加してくれた。また、伊藤塾士の友人で、日報コンサルタントの中司祉岐(なかづかよしき)さんも初参加。

中司さんの著書『A4 1枚で いまやるべきことに気づく なかづか日報』は、アマゾンベストセラー総合ランキング第1位を記録。山口市(長州)から日本を動かそうという志が素晴らしい!

8月22日(月)、今啓林会(神戸)で、昨日と同じ「高杉晋作」を講義。林塾1期生の福丸孝之塾士が、学生インターンを連れて参加してくれた。

晋作と野村望東尼(もとに)による合作の歌がある。
「面白き事もなき世を面白く(高杉晋作)
住みなすものは心なりけり(野村望東尼)」

野村望東尼は福岡藩士の未亡人で、尼僧となってから多くの勤王の志士を支援した。将来が楽しみな活動家を応援するのは、彼女にとって人生最高の楽しみであったことだろう。今も、全国各地に平成の野村望東尼がいるに違いない。

★☆綜學は「転換期の志士」や「創生期の達人」養成の実学

8月23日(月)、京都・綜學社事務所でデスクワーク。「綜學とは何なのかについて、もっと分かり易い言葉で教えて欲しい」。綜學社・青年部長の大久保信克君から、基本的な質問を受けた。

簡単に言えば、綜學とは「綜合学問」のことだ。部分の分析に終わらせることのない、全体観に立った学問が綜學だ。

「全体」には、空間的な全体と、時間的な全体がある。綜學は、思考を個人の範囲に限定させない。人生の舞台を、地域や国家、地球へと拡げる働きがある。また、意識を(狭い意味の)現在だけに固定させたりしない。人生の時間軸を、過去から現在、現在から将来へと幅広くつなげていく効用があるのだ。

また、綜學の「綜」の「糸」にはタテイト、「宗」には本家(祖先)や大本の意味がある。本源から伸び、大本から続いていくタテイトを明らかにするのが綜學であり、それによって綜合的にものを捉えることが可能になるのである。

扇に例えれば、「要」が全ての骨を束ねることで、全体がまとまるのと同じだ。

学生や青年にとって、自分の進路を綜合的に考察し、「自分の立ち位置」を全体の中で把握させてくれる学問が綜學である。自分は何をするために生まれたのか、自分に与えられた天命とは何なのか。それらを見極めていくところに綜學の価値があるのである。

代表的な綜學の学習内容としては、800年周期で掴む世界文明論、栄枯盛衰で捉える日本史、大和言葉で紐解く(ひもとく)日本の心、中国思想で養う人間力と器量、武士道に学ぶ覚悟と本氣などがある。

綜學を学ぶ中で各自が作成する実習内容としては、人生を大木の成長に置き換えて自己観察する「原点・大局・本氣・徹底」表、人生を成長期・最盛活動期・完成期に3期区分する「人生プログラム」表、理想と現実を書き出し、そのギャップを埋めていく「理想・現実・ビジョン」表などがある。いずれも全体観を養成する内容となっている。

あらゆる分野の達人は、人よりも高いところ・広いところに立ち、人生の軸を深く定め、太く真っ直ぐな志を立てている。

綜學は、物事を広く、根本から捉えるためのコツを教え、一人ひとりに合った人生ビジョン(方向性)の確立をサポートし、揺らぐことのない立志を促す、「転換期の志士」や「創生期の達人」養成の実学である。

なお、綜學社の「理念」を以下に付記しておく。

綜學社は、綜學を研究・普及するための活動体である。

全体学である綜學には、部分観の弊害で行き詰まった現代諸学を超え、世界に学術維新を興す役割がある。綜學社は、綜學の大系化を進めると共に、人類が抱える諸問題に対する解決策を考究し、それを積極的に社会に提唱・実践していく。

その目指すところは「共生文明の創造」「高徳国家の建設」「公益経済の確立」にあり、これらを担う志士人物や研究者・啓蒙家を育成する。

そうして、経営者・政治家から、前途有望な青年・学生に至るまで、魅力溢れる人々が幅広く一堂に会し、綜學を元に切磋琢磨し合う場が綜學社である。