不器用一心に生きてきた、愚直な人物を応援したい!

こんにちは。台風19号の被害は、本当に甚大でした。改めて自然の脅威を、ひしひしと感じた次第です。政治が混迷すると人為の努力が失われ、結果として災害時の被害が大きくなります。それで昔から、災害は天の警告と言われたのだと思います。

さて、台風20号(温低)と秋雨前線の影響で、今夜から東海地方も大雨になりそうです。孫の通う小学校は、明日は休校です。近くの馬込川に氾濫警告が出た場合、川を渡って登下校する小学生たちが足止めされてしまうため、早めに休校にしたようです。

●日記● 令和元年10月18日~20日

◆10月18日(金)~19日(土)、林塾「政治家天命講座」第14期・神無月(神嘗月)「関西拡大講座」で講義。

初日の「中国思想概説」では、儒家(孔孟)・道家(老荘)・法家(韓非子)・兵家(孫武)・黄帝内径(陰陽循環論)等について述べる。これら東洋思想の特徴を述べながら、互いの関連を解説し、さらにタイプ別にどの思想を学ぶべきかを伝えた。

二日目は東洋思想の続きとして、知行合一を教える陽明学と、それを幕末志士に教えた佐藤一斎の思想を伝授。殻を破り、志士政治家として生き抜いて貰うための心得を、存分に伝えられたと自負している!

二日間、合計6時間講義し、大阪から浜松に戻ってから空手道の稽古へ。明日は空手道の大会に出場だ!

◆10月19日(日)、磐田で開催された空手道大会に参加。シニア形は、前回負けた相手に勝って辛くも優勝(旗判定2対1)!レジェンド組手も同じ相手と対戦となり、ポイント1対0で負け(残念!)。

相手は、空手道歴50年の、まさにレジェンド。組手の要領を体得されていて、こちらの動きを読まれてしまい歯が立たず!

組手中、相手を中段突きで倒してしまい、当て過ぎの反則を取られてしまうアクシデントも(ダウンさせての反則は2回)。

組手は、少し上手くなったような気でいたが、まだまだダメ(汗!)。明日からまた稽古し直そう!

●評論・随筆●

◆我が国の混迷の根は、大変深い◆

今から86年前(昭和8年)、京大教授の滝川幸辰(ゆきとき)氏が教授職を追われる事件があった。滝川氏の著書に、国家を破壊する内容があるというのが理由だ。これに対して京大法学部教授会は、全員が辞表を提出して抵抗したものの結局政府に屈した。

これを「滝川事件」といい、日本史をよく学んだ者なら記憶にある用語だろう。私も、戦前の思想弾圧事件の一つくらいに覚えていた。

ところが、滝川氏の著作の内容を、一部だが知るに及んで驚いた。婚姻の実質は、支配階級的な夫と、被抑圧階級的な妻による、家庭内の階級闘争だというのだ。そして、妻がその闘争に負けないために、姦通罪を無くして、堂々と夫以外の男と通じ合えるようにせよというのである。

要するに、家庭や家族の破壊が滝川氏の目指すところであった。こうした主張が、86年も前に「大学の自由」の名の下に展開されていたことを思うと、日本の混迷の根は大変深いということに嘆息せざるを得ない。

日本の社会基盤が損なわれてきたのは、戦後からと思っている人が多いだろうが全然違う。我が国は明治維新以来、外来思想による歪みを溜めに溜めて今日に至っているのである。

◆不器用一心に生きてきた、愚直な人物を応援したい!◆

「世間第一等の人物ではなく、古今第一等の人物になれ!」

「世間第一等の人物」は今の世で知られて終わる人のこと、「古今第一等の人」は歴史の評価に耐え得る人のことだ。志を立てるなら、是非とも後者を選ぶべしと教えたのは、幕末志士三千人の師と称えられた佐藤一斎なり。

「世間第一等の人物」は、早く有名になりたい、もてはやされたいという気持ちが見え隠れしている。損得にも敏感で、有力者に取り入ることや、流行を追うのが上手い。

一方「古今第一等の人物」は、世間の空景気を超越しており、私より公、即ち全体にとってどうあるべきか、将来にとって良いか悪いか等を考えている。鈍くて愚かそうに見られることもあるが、実は深い信念や広い価値観を養っているのだ。

そして、両者を比べた場合、前者は自分の成功が第一だから、謙虚に先人の志を受け継ごうという意識は低い。それに対して後者は時間軸を長く取っているから、素直に先人の遺志や無念を受け継ごうという情念を持ち易い。

従って「古今第一等の人物」とは、古い物の中から放っておけない事を見抜き、それを今後に継承発展させるところに志を立てた人物のこととなる。そういう人は、芽が出るのは遅いかも知れないが、そもそも種が素晴らしいから、一度(ひとたび)発芽すれば必ず大木に成長していくだろう。

まさに私は「古今第一等の人物」のために講義を続けてきた。流行を追いたい人は、自分で勝手にやるだろうから特別手を貸す必要はない。応援したいのは、不器用一心に生きてきた愚直な“原石”だ。

“原石”は必ず存在する。古今を貫く大事な物事を受け止められ、それを実行していける“原石”の、立志大成・開花結実の支援こそ我が本望とするところである。英雄や豪傑も、必ずその中から育つと信じている。

◆林英臣政経塾 塾関係者 選挙情報
【出馬を表明した塾関係者】
○先崎温容(せんざき よしなか)第6期 塾士
福島県 県議会議員選挙(田村市・田村郡)
○江花圭司(えばな けいじ)第7期 塾士
福島県 県議会議員選挙(耶麻喜多方選挙区)
○渡辺勝幸(わたなべ かつゆき)第7期 塾士
宮城県 県議会議員選挙(若林選挙区) 
○渡邉 拓(わたなべ ひろし)第5期 塾祐
宮城県 県議会議員選挙(太白選挙区)
○久野晋作(くの しんさく)第3期 塾士
千葉県我孫子市 市議会議員選挙
○浜口卓也(はまぐち たくや)第6期 塾士
高知県高知市 市長選挙