京都綜學大会、お陰様で大成功!

こんにちは。東京→博多→京都に遠征し、昨夜浜松に戻りました。
明日29日は東京で国会綜學勉強会、明後日30日は福島県喜多方市で弟子応援(県議選に出馬予定)の講義をします!

◆「男はいかに生くべきか」 いま「武士道」に学ぶ
これは、ある経営者層向け月刊誌の、平成4年(1992)10月号の特集タイトル。

「腰痛、ひざ痛  関節痛 治療のウラ側」
一方こちらは、その同じ月刊誌の令和元年(2019)11月号の特集タイトル。

約一世代で、この違い。日本人の小粒化が如実に表れていると思う。

●日記● 令和元年10月24日~27日

◆10月24日(木)、CGS(ユーチューブ)の収録で上京。CGSを運営するのは神谷宗幣さん(林塾3期生)。番組タイトルは「大國民讀本を読む」。※林平馬著「大國民讀本」昭和2年。番組は11月8日から15回シリーズでアップされます!

◆10月25日(金)~26日(土)、林塾「政治家天命講座」第14期・九州神無月例会で博多へ。

初日は、中国思想概論を話す。儒家、道家、法家、兵家、そして陰陽循環論。それらのポイントと学び方を伝授した。

二日目日は、王陽明の行動哲学と、陽明学を基本に三千人の幕末志士を育てた佐藤一斎の教えを述べた。二日間で計6時間、情熱を込めて講義した。

やはり学問が無いと人は育たない。仲間同士の共通言語も起こらないから、同志関係が生まれ難い。志士結束の行動集団、それが林塾一門だ!

◆10月27日(日)、京都綜學大会(桑原恭祐実行委員長))開催!詳細は、下記「随筆」をご覧ください。

●評論・随筆●

◆京都綜學大会、お陰様で大成功!◆

「2025年からの激動を前に、迷わない自己を確立しよう」という趣旨で、綜學大会が京都・泉涌寺(せんにゅうじ)を会場に開催された(10月27日)。江戸時代の歴代天皇の御陵がある泉涌寺は、皇室から篤い信仰を受けている御寺(みてら)である。

この日は吉田松陰先生のご命日でもあった。松陰先生の遺言書とも言える『留魂録』に、「京都に大学校を興し、優秀で異能を持った人材を集めよ!」と記されている。その志を受け継ぐのも、大会の目的だった。

開会宣言は山下弘枝さん(楠木正成公三男正儀流25代嫡孫)が務めてくださり、講師は下記5名が担当してくれた。

大和言葉担当・伊藤 央さん(綜學師範代、林塾5期生、東京都小平市議)
文明法則史学担当・服部匡成さん(文明法則史学研究所所長)
原大本徹担当・福丸孝之さん(綜學師範代、林塾1期生、大阪府茨木市議)
綜學と公益経営・藤田文武さん(林塾8期生、衆議院議員・大阪12区)
綜學と自治体経営・南出賢一さん(林塾4期生、大阪府泉大津市長)

上記6名の皆さんのお話から、多くの人が正しいと思っている事は、その殆どが間違いであるということに改めて気付いた。会場の内と外とでは、物の見方や考え方が180度異なるということが気付きの一言集約である。

山下さんのお話から、世間では「武家政権は正しい(王朝公家体制が衰えたのだから仕方ない)」と思われているが、本当は日本国体の中心軸を貶(おとし)めてしまったのが中世以後(鎌倉幕府以降)の歴史であると気付いた。それを正そうとされたのが後醍醐天皇であり、その補佐役が北畠親房卿や楠木正成公であった。

伊藤さんのお話から、世間では「日本の歴史は浅い」とか「日本に思想らしきものは無い」などと考えられているが、本当は縄文時代以来の長い文明史を持っているのが日本であり、太古からの日本思想が大和言葉に集約されて伝わって来ているということに改めて気付いた。そして、我が国は言霊信仰の国、即ち「言葉神(ことばがみ)」の国である。

服部さんのお話から、世間では「歴史は物質現象」と思われているが、本当は生命現象であり、エージングによる“誕生から死亡”に至る流れがあるということに改めて気付いた。そして、アメリカSS(社会秩序)は間もなく終了点を迎え、チャイナはSSの過渡期にあることから、遠からず動揺が起こるという予測を聞き、日本の自立を急がねばならないことを自覚させられた。

福丸さんのお話から、世間では「志を立てて偉くなったり金持ちになったりするのは良くないこと」と思われがちだが、本当は逆であり、志が立っていないと人生の方向性が不安定になり、自己中心的な名利に囚われたままで終わってしまうということに改めて気付いた。また、答は自分の中には無いから、学ぶことで外から知識を入れなければいけないと一般的に考えられているが、実は答は自分の中にあるということも再認識した。

藤田さんのお話から、世間では「利益を上げなければいけない会社経営と、税金を取ればいい政治は違う」と考えられているが、本当は政治にこそ経営感覚(理念やビジョン、決断と対応の早さなど)が必要であるということに改めて気付いた。綜學は実学として、何にでも役に立つということも再確認出来た。

南出さんのお話から、世間では「世の中何とかなるさ」と思われがちだが、本当は「何とかなるさと言っているうちに、どうにもならなくなる」ということに改めて気付いた。「このままではもたない、時間が無い」というのが市長の実感だという。令和の名君が首長として、全国にどんどん誕生して欲しい。

台風や集中豪雨による被害の激しさを思うと、現代文明そのものに火が付いている有り様ではないかと感じる。このまま文明崩壊の炎に焼かれて死ぬのか、それとも立ち上がって次の文明に向かうのか!決めるのは自分自身だ。

天は林に綜學という綜合学問をまとめさせた。天にそういう意志があるということは、天は人類をここで滅ぼしてはならないと考えているということに相違あるまい。そのことを信念に、私は倦まず諦めず、ここまで綜學の研究・啓蒙に努めてきたのである。

今回、多くのスタッフが早朝からご参集くださって、案内係や受付、書籍販売などを担当してくれた。京都らしい「お茶」や「お能」の披露もあった。そして、綜學社の同志が大会役員となって本当にしっかり運営してくれた。お陰様で大成功となったことに、心から感謝御礼申し上げる次第なり。

以下、大会の最終案内より。
「政治も、経済も、学問教育も、部分だけ観ていたのでは解決しません。部分をどれほど熟知していても、全体との関連が不明瞭なままでは、これからの転換期には役に立ちません。

部分と全体、核心と大局をつなぐことの出来る全体観の人でないと、どんな問題も解決不可能な時代に入っているのです。

自分一人の力は、決して無力ではありません。共通の学びによって、全体観と共通言語を持った仲間が増えれば、必ず日本を変え世界を救う力が湧き起こります。

私は、その学問を「綜學」と名付けました。綜學は綜合学問の略です。これまで学んできた知識のピースを、しっかりつなぎ合わせることで、完成したジグソーパズルのように全体像を捉えていただくのが綜學の素晴らしさです。あらゆる学問と活動の基盤となるのが綜學なのです。

10月27日、京都に綜學の仲間たちが集結します。綜學は難しくありません。いろいろな勉強を学び過ぎて、わけが分からなくなっている方も大歓迎です!将来に向かう大事な一歩を踏み出してくださいませんか!」
頓首再拝 綜観

◆林英臣政経塾 塾関係者 選挙情報
【選挙が終わったばかりの塾関係者】
◎当選 渡辺勝幸(わたなべ かつゆき)第7期 塾士
宮城県 県議会議員選挙(若林選挙区) 
◎当選 渡邉 拓(わたなべ ひろし)第5期 塾祐
宮城県 県議会議員選挙(太白選挙区)

【出馬を表明した塾関係者】
○先崎温容(せんざき よしなか)第6期 塾士
福島県 県議会議員選挙(田村市・田村郡)
○江花圭司(えばな けいじ)第7期 塾士
福島県 県議会議員選挙(耶麻喜多方選挙区)
○久野晋作(くの しんさく)第3期 塾士
千葉県我孫子市 市議会議員選挙
○浜口卓也(はまぐち たくや)第6期 塾士
高知県高知市 市長選挙