せっかくの勤勉な国民性が生かされないようでは勿体ない

こんばんは。
今週は月が綺麗でしたね。

◆明日の昼は、野田首相についての単行本を書くというライターから取材を受けます。福岡に移動して、夜は林塾「政治家天命講座」で講義します。
その後、福岡→広島→神戸を回ります。
詳細は→   http://www.hayashi-hideomi.com……r/627.html

●日記● 平成23年9月13日~15日

★☆せっかくの勤勉な国民性が生かされないようでは勿体ない

9月13日(火)、昨夜の満月はとても綺麗であった。前回のメルマガで、東日本大震災の避難所にいる元気な人たちが、働いて報酬を受け取ると援助金を貰えなくなることを心配し、動こうとしなかったという話を書いた。これについて、もう少し詳しく知りたいというメールを頂いたので補足を述べておく。

それは、被災地の電気工事屋さんが体験した話だ。復旧の仕事が入ってきたので、周辺の避難所にいる元気な人たちに「手伝ってくれないか」と声を掛けたという。被災地域の復興工事が進み、合わせて避難所の人たちの収入支援になれば幸いと思ったのだ。

ところが避難所には、ある噂(うわさ)が広がっていた。手伝って日当を貰うと、補償を受けられる基準から外れてしまう(基準が厳しくなってしまう)。今、下手に動くと損をしてしまう、という風評だ。

被災者への補償は、自治体によって基準が違うし、国の方針もはっきりしていな
かったと聞く。被災地には、いろいろな情報が錯綜し、何を信じたらいいのか分からなくなっていたのだろう。それで、「動かない方がいい」と声を掛け合っていたのだ。

現在、被災地では(地域によって違うものの)電気工事が忙しくなっているらしい。電気工事は生活復旧の第一に必要なことであり、金額的に個人でも依頼できる仕事である。

建設や土木はというと、がれき処理以外はあまり動きがないという。必要となる金額が大きいし、復興予算が回らなければ本格的な仕事が始まらないからだ。

復興のために、やるべき仕事は沢山ある。だが人手が足りない。そういう状況が、これから益々大きくなるだろう。

それに向け、働いても損をしないような仕組みをきちんとつくり、安心して仕事に就ける環境を整えるべきではあるまいか。何もしないほうが得をし、働いたら損をするというような状況では、せっかくの勤勉な国民性が生かされないことになってしまう。

働く目的は、ただ食うためにあるのではない。世の中の役に立ち、人に喜ばれることで生き甲斐を感じ、自分も幸せになるというところに勤労の意義がある。

損か得かだけで決めていたら、勤労はただの「金労」や「苦労」で終わってしまう。勤労には「欣労」や「悦労」もあるはず。必要とされて働くことの喜びを大切にしたい。

さて、本日は浜松の東林志塾で講義。テーマは「西郷隆盛と遺訓」。野田佳彦首相に置き換えながら、西郷さんについて話した。

★☆講義準備のペースを取り戻す

9月14日(水)・15日(木)、庶務を進めると共に、以下3件の講義準備を行う。野田首相誕生の影響もあって多忙となり、講義準備が滞っていた。二日間のデスクワークで、かなりペースを取り戻せた。

10月1日(土)経世志塾・移動例会で講義する出雲神話の内容確認。10月30日(日)遠州公開講座「会津の心は日本の心」の配布資料の作成。浜松・神戸・広島で12月に講義する「秀真伝(ホツマツタヱ)入門」の準備。