日本は、真っ先に消え去る国家になりかねない

こんばんは。11月も、あと二日。早いもので、今年も師走に入ります。明日は福岡で、林塾「政治家天命講座」第14期・九州拡大例会の講義です。

◆ユーチューブ・CGS新番組の、第2回と第3回がアップされています!今こそ読んで欲しい『大國民讀本』(林平馬著・昭和2年発行)
「林英臣の大國民讀本を読む」第2回「主義とは何か」

https://www.youtube.com/watch?……3x-S34Qxos
「林英臣の大國民讀本を読む」第3回「立ち位置を日本に置く」
https://www.youtube.com/watch?……FsSvWCRR-w
3年前の「縄文のコトダマ」シリーズもご覧ください(視聴回数5万件超も)。

●日記● 令和元年11月20日~27日

◆11月20日(水)、静岡県袋井警察署で講義。約80名の皆さん(警察官+警察友の会の皆さん)が「東洋思想の学び方」をお聞きくださった。※下記「評論・随筆」に様子を書いております。

◆11月22日(金)、林塾「政治家天命講座」関西拡大講座で講義。来期入塾希望者を含め、35名を相手に「武士道に学ぶ覚悟と本氣」を演題に話す。懇親会も、大いに盛り上がる!

◆11月24日(日)、令和の天皇論を、遠州公開講座で熱講!テレビや新聞が触れない話題を、小学生にも分かるように工夫して話したところ、会場の空気が一つになるのを感じた。下記は、翌日の静岡新聞の記事。

(ここから)
「男系 権力闘争防ぐ役割」中区林さん(東洋・日本思想家)天皇論講演

「県西部の経営者らでつくる遠州公開講座実行委員会は24日、2019年度の公開講座(静岡新聞社・静岡放送後援)を浜松市中区のプレスタワーで開いた。同市出身の東洋・日本思想家林英臣さんが「令和の天皇論」と題して講演し、約100名が聴講した。

林さんは新元号「令和」について「『令』は礼儀正しく約束を守ることであり、人として美しい姿を意味する。つまり『美しくて和やか』という素晴らしい元号」と語った。

天皇が古代から男系で維持されてきたことについては「無用の権力闘争を未然に防ぐ役割を果たしてきた」と解説。「日本は長い歴史の中でたびたび争いはあったが、海外の国々に比べると平和が長い。その価値を感じてほしい」と述べた。

後鳥羽天皇、後醍醐天皇、後柏原天皇、明治天皇が読んだ御製(和歌)も紹介し、「民を思い、永遠の平和を願う気持ちが込められている」と説明した。
(浜松総局・豊竹喬)  (ここまで)

遠州公開講座に、林塾から下記5名が参加。
伊藤 央塾士(5期生、東京都小平市議、次期塾頭予定者)
水野岳男塾士(7期生、岐阜県各務原市議)
源馬謙太郎塾士(9期生、衆議院議員・静岡8区)
森田賢児塾士(12期生、静岡県浜松市議)
川岸和花子塾生(14期生、静岡県周智郡森町で活動中)

◆11月25日(月)、四国中央立志会で講義。午後2時から「社長セミナー」、午後7時から「社員セミナー」のダブルヘッダー。社長セミナーは論語シリーズを終える。社員セミナーは、大和言葉の「クミ」と「ムスヒ」を解説。

◆11月26日(火)、国会綜學勉強会で講義。演題は、赤穂義士に学ぶ「武士の一分」。この勉強会は、国会で唯一、超党派で本音を語り合える場であると評判!場の雰囲気を作ってくださるのが、代表世話人の宮下一郎議員。内閣府金融副大臣として超多忙な中、この会を最優先にご参加になられ、大石内蔵助よろしく皆をまとめてくださっている。
※内容の一部を下記「評論・随筆」に書きましたのでご覧ください。

国会綜學勉強会の世話人は下記の通り。
衆議院議員 宮下一郎氏(筆頭世話人、長野5区、内閣府副大臣・金融担当)
衆議院議員 國場幸之助氏(沖縄1区、林塾5期生・塾祐)
衆議院議員 足立康史氏(大阪9区)
衆議院議員 高井崇志氏(岡山1区)
衆議院議員 藤田文武氏(大阪12区、林塾8期生・塾士)
衆議院議員 源馬謙太郎氏(静岡8区、林塾9期生・塾士)
衆議院議員 杉田水脈氏(比例中国、林塾11期生・塾士)
衆議院議員 井出庸生氏(長野3区、国会綜學勉強会事務局)

本日の林塾からの参加者は下記の通り(※内2名が世話人と重複)。
井坂信彦塾士(1期生、元衆議院議員・兵庫1区)
久野晋作塾士(3期生、千葉県我孫子市議、次期副塾頭予定者)
田沼隆志塾士(3期生、千葉県議・四街道市、元衆議院議員)
坂元大輔塾士(4期生、元衆議院議員)
伊藤 央塾士(5期生、東京都小平市議、次期塾頭予定者)
古賀壮志塾士(5期生、東京都日野市議)
藤田文武塾士(8期生、衆議院議員・大阪12区)
杉田水脈塾士(11期生、衆議院議員・比例中国)

◆11月27日(水)、東京駅で友人の安並潤さんと会談。安並さんは、綜學社を支えてくれている大恩人。世界中を歩いて感じられた、憂国の想いを拝聴。
※内容を下記「評論・随筆」に書きましたのでご覧ください。何としても日本を再生させるぞ! 午後、浜松に帰り、夜は空手道の稽古へ。

●評論・随筆●

◆警察官への講義が、すこぶる反応良好!◆

講義内容というものは、内容を濃くするほど、それを必要とする人が少なくなる傾向がある。内容の深化と、聞いてくださる人の数が反比例してしまうのだ。

それを馬に例えれば、千里を駆ける名馬は希少で、それを乗りこなせる人も少ないが、良馬くらいの内容なら求めてくれる人が多くなるということだろう。

私も、良馬の内容を多くの人に話せば楽になると分かってはいる。頭では分かっていながら、性格上どうしても手を緩めることが出来ないためガンガンやってしまう。だから、講座や勉強会を主宰する皆さんには苦労をかけっぱなしだ。

しかし、昨日の静岡県某警察署での講義(警察友の会主催)は、すこぶる反応が良かった。80名ほどの参加者の中には幹部も多くおられ、「あまりに凄い講義で、大きな衝撃が走った!」との感想をいただいた。

講義テーマは「東洋思想のタイプ別学び方」。(1)能力優秀にして人格公平な「公智タイプ」、(2)能力は低いが性格円満な「公愚タイプ」、(3)能力が低くて自分のことばかり考えている「私愚タイプ」、(4)能力は優秀だが私心が強くて独断専行をやってしまう「私智タイプ」に分け、それぞれに必要となる東洋思想を“処方”した。

ちなみに、(1)には指導者の在り方を諭している吉田松陰の思想、(2)には勝利するための知恵を教える孫子の兵法、(3)には初心者の就業心得がまとめられている聖徳太子の「憲法十七条」、(4)には徳や義の大切さを教える「論語」と、器量や包容力の必要性を教える「老子」をお勧めしたのである。

講義時間は、私としては異常に少ない正味1時間。脱線話を避け、無駄な(すべる)ジョークを外し、テンポ良くビシッとまとめたところ、大いに打てば響いた次第。

いずれ静岡県警を背負って立つ幹部の反応が、特に大きかったというから、「千里を駆ける名馬」を求める人たちは、ちゃんと存在しているということに自信が持てた。要は、その求める人たちに届くよう努力を忘れないことが肝腎なのだろう。

◆もう声を掛けられる人はいない!?◆

もう声を掛けられる若手政治家は、どこにもいない。あとは、今のメンバーを成長させるしか方法はない。

林塾の塾生募集で、そういう嘆きを何度か聞いたことがある。いくら一所懸命声を掛けても、反応してくれそうな議員や議員候補者は、もう見当たらないという現実への落胆だ。

だが、世の中は動いている。人の入れ替わりは、常に起きている。危機感も高まってきた。だから、もう人がいないということはあり得ないはず。

林塾「政治家天命講座」は来期で15年目を迎える。現在、第15期塾生を募集中で、既に沖縄講座と関東講座に内定者が集まり、開催が決定している。

さらに、昨日の大阪講義で、関西講座も決まった。あとは来週講義する九州講座だ。

各地とも、大変素直で将来有望な青年が志願してくれた。これからが本当に楽しみでならない。

世の中は動いている。必要な人は必ず現れる。すべては志からはじまる。さあ、しっかりアンテナを張ろうではないか!

◆美しい生き方とは何か◆

昨晩は国会綜學勉強会(第45回)で講義。演題は、赤穂義士に学ぶ「武士の一分」。

「一分」とは、一人前としての自分の名誉や体面のことだ。美意識に基づいた武士の生き方は、美学そのものである。

その美しさは、天下万人のために生きようとする「公の精神」で、ぶれることなく筋を通して生きる姿にあった。

自己中心的で自利しか考えていない人、恥を恥とも思わず大事なところでぶれてばかりいる人を見て、一体誰が美しいと感じるだろうか。

喧嘩両成敗が定めであるにも関わらず、浅野内匠頭は即日庭先で切腹、一方の吉良上野介はお咎め無し。この一方的な幕府の処置に対し、赤穂義士たちは公権力に対する抗議として決起し、討ち入りを果たすことで主君の無念を晴らしたのである。

世論は完全に義士たちの味方であった。以来、今に至るまで「忠臣蔵」は、「人間、こうでなければいかん!」と日本人に涙させてきた。義士たちは一分を貫いた。その美しい生き様に感動する間は、日本はまだ大丈夫だろう。

◆日本は、真っ先に消え去る国家になりかねない◆

「日本が心配でならない」。そう語るのは、欧州、アメリカ、アジア、アフリカなど、世界各国を回っている友人。日本の国力が各方面で落ちてしまい、世界の日本に対する評価がずるずる下がってきている。海外に出る度に、亡国の危機をひしひし感じると。

経営者である友人は、技術力の遅れを憂慮している。5G(第5世代移動通信システム)で後れを取り、自動車メーカーも技術の進んだ海外勢の軍門に下るしかない状況だ。

兎に角、経営者に意欲と危機感が乏しく、年配者ほど聞く耳を持たないという。未だにバブル絶頂期の余韻が冷めていない者たちが、経営のトップを占めている有り様だ。経営者らは、何かをあてにし、誰かを頼りにしてばかりいる依存症に罹っていると。

今こそ、政治が一致協力して日本を変えるべきときなのに、相変わらず揚げ足取りばかりやっている。この人こそ、令和の指導者だと期待出来る大物政治家が出て来ない。

そして、日本国民全体に活力を感じないとのこと。子供の虐待も酷いが、対策は子供を救う事にばかり意識が向かい、親を変える(救う)方法には目が行かないのは、あまりにも場当たりだ。

まさに日本全体が、いわゆる「ゆでガエル」状態で、どの分野を見ても、大局に立って進むべき方向を示せる指導者が不在であると。

知人は、子会社を香港に持っていたが、数年前から共産党政府の締め付けが厳しくなり、異変を予測して撤退していた。そうしたら心配した通り、香港の民主化運動が激化したと語る。また、中国は日本を相手にしていない、気にしているのは背後のアメリカである。中国は、欧州と適度な距離を作りながら良い関係を作ってきたとも。

その欧州では、北欧の国々が参考になると教えてくれた。欧州諸国は、一般に国民は皆フラットで、役人や民間といった立場の違いは関係ないらしい。地域コミュニティもしっかりしており、助け合いとプライバシーとのバランスが良い。

そして、企業は環境を考慮しつつ利益を上げ、国民一人あたりの生産性も高く、それらによって幸福度も高いとのことである。また、北欧に君主国が多いのも、日本にとって親しみがあるだろうとのこと。

これらの話しを聞いたのは、昨日の昼。1時間半、友人は一気に語ってくれた。これから起こる世界的危機の中で、日本は真っ先に消え去る国家になりかねない。いや、既に沈んでいるのが我が国の現実なのだ。

◆林英臣政経塾 塾関係者 選挙情報
【選挙が終わったばかりの塾関係者】
◎当選 渡辺勝幸(わたなべ かつゆき)第7期 塾士
宮城県 県議会議員選挙(若林選挙区) 
◎当選 渡邉 拓(わたなべ ひろし)第5期 塾祐
宮城県 県議会議員選挙(太白選挙区)
◎当選 先崎温容(せんざき よしなか)第6期 塾士
福島県 県議会議員選挙(田村市・田村郡)
◎当選 江花圭司(えばな けいじ)第7期 塾士
福島県 県議会議員選挙(耶麻喜多方選挙区)
◎当選 久野晋作(くの しんさく)第3期 塾士
千葉県我孫子市 市議会議員選挙
●落選 浜口卓也(はまぐち たくや)第6期 塾士
高知県高知市 市長選挙