人間が大き過ぎて、怠け者にしか見えない者の中から大人物が出る!

こんばんは。明日は大晦日、一年は本当に早いですね!浜松事務所の大掃除は明日までかかり、1月早々の講義準備も溜まっています。普段の仕事に年末年始の作業が加わる年末は、正直言いましてあまり好きではありません。でも、節目としての厳かさは心地良いですね。

◆ユーチューブ・CGS新番組の、第7回がアップされています!
思想の胃袋を丈夫にしよう【CGS 林英臣 大國民讀本を読む 第7回】
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◆本号の「日記」の小見出しです。→内容は下記をご覧下さい。
☆京都・綜學社研修所の年末大掃除
☆大和言葉原典研究会が浜松で
☆林塾「政治家天命講座」第14期・全国合同師走例会
☆第12回・林塾「塾士総会」に“オブザーバー”参加
☆薄皮饅頭の柏屋さん本店を訪ねる
☆公益資本主義推進協議会(PICC)福島支部(準)で講演
☆空手道永深会稽古納め

●日記● 令和元年12月22日~30日

◆12月22日(日)、京都・綜學社研修所の年末大掃除を行う。助手の手も借りられ、約6時間かけて終える。普段掃除出来ていない箇所を綺麗に出来るのは本当に気持ち良い。

◆12月23日(月)、大和言葉原典研究会が浜松の林事務所で開かれる。林は20代半ばの頃、師匠である河戸博詞先生から国学の指導を受けていた。その講義の録音データがあり、それをもとに学び合う貴重な場が本研究会。
参加者は、林塾の下記メンバー。
福丸孝之塾士(1期生、大阪府茨木市議、原典研究会主宰)
上田光夫塾士(5期生、大阪府茨木市議、前塾頭)
伊藤 央塾士(5期生、東京都小平市議、塾頭)
高橋浩司塾士(9期生、神奈川県鎌倉市議)

◆12月25日(水)、林塾「政治家天命講座」第14期・全国合同師走例会で塾生に対する最終指導を行う。厳しさと愛情で、びしびし指南した。

◆12月26日(木)、林塾「政治家天命講座」第14期終了認定式&新塾士認定式。それぞれ緊張感と達成感のある、とても清々しい顔付きになっていた。

午後は、第12回・塾士総会。塾長の林は“オブザーバー”として参加。来年の活動内容が、新塾頭以下担当者から発表され承認を受ける。

◆12月27日(金)朝、ホテル近くの妻恋神社・妻恋稲荷に参拝し、清水坂下から明神下を上がって神田明神に参詣。その足で湯島聖堂(昌平坂学問所)の大成殿(孔子廟)にお参りし、聖橋を渡りながらニコライ堂を遠望礼拝す。

東京から郡山に移動し、ホテルにチェックインしたところ、隣が柏屋本店。薄皮饅頭の柏屋は伝説のお菓子屋さん。創業は嘉永五年で、黒船襲来の前の年。五代目の本名幹司社長は以前、会津若松の講座にご参加くださったことがある。甘味は人の心を癒すをモットーに、お客様の心のポケットを満たす接客に努めている。その姿勢は今も変わらない。

餡が大好物の私が評価する、日本三大餡和菓子がある。それは柏屋の薄皮饅頭、伊勢の赤福、そして遠州法多山の厄除だんごである。

夜は公益資本主義推進協議会(PICC)福島支部(準)(太田大支部長)例会で講演。演題は「公益資本主義と公益経営~その心得7カ条」。反応は頗る上々であった。林塾から江花圭司塾士(7期生、福島県議・耶麻郡喜多方選出)が参加し、林のアシストを担当してくれた。

◆12月28日(土)午前中、郡山から浜松に移動。午後2時からの空手道永深会稽古納めに、家内と孫と一緒に参加。私と家内は、約束組手を演武。その中に、短刀に対する合気道の捌き(さばき)も入れてみた。家内の中段前蹴りがモロに入り、見事に倒されてしまう。手加減、いや足加減無し!

◆12月29日(日)、自宅事務所の神殿の間を大掃除。
◆12月30日(月)、自宅事務所の大掃除一日目。

●評論・随筆●

◆人間が大き過ぎて、怠け者にしか見えない者の中から大人物が出る!◆

蟻(あり)や蜂(はち)など、“社会的集団”となって生活する昆虫は、全てが働き者ではなく、なんと全体の2~3割が殆ど働かない個体であるという。

実は、その“怠け者”たちこそ、危機に対応する志士群であり、働き者が疲れ切ったときに交代するらしい。

そういう茫洋(ぼうよう)としていて掴み所の無いであろう存在は、政治分野にこそ必要だと思う。普段はのんびりしていそうに見えるが、識見が大きくてイザというときのために実力を蓄えている。人間が大き過ぎて世間から誤解を受け、そもそも不器用だから、なかなか世に出られないといった大物たちだ。

幕末の志士たちを見よ。安定期なら役に立たない拗(す)ね者が多かったではないか。龍馬も晋作も海舟も西郷も、維新回天の転換期だったから役に立ったと言える。天が彼らを引き上げたのだ。

いま、世の中全体が疲れ果てている。真面目な働き者たちの心身が途切れる寸前だ。その全員過労社会を救う志士たちが求められている。

令和の志士たちも、空騒ぎに明け暮れるお調子者の中からではなく、一見すると怠け者にしか見えない大バカ者の中から出てくる気がしてならない。

◆知名度や権力に付いていくわけではない…◆

「林先生が松下幸之助くらい有名なら、俺たちはもっと楽なんですが…」林塾のある弟子が、いきなりそう言った。何を言うんだ、こいつは!?

松下さんは、造った電化製品で有名になった。林なら、育てた弟子で有名になるしかないだろ。そう言い返そうと思ったが、弟子たちには随分苦労させているから黙っておいた。

このことを家内に話したら「それは、知名度や権力であなたに付いていくわけではない、掲げる理想に付いていくんだという義の心を示しただけよ」とのこと。なるほど、そういうものか。弟子の皆さん、いつも有り難う!