98代目の宮司さんと30年ぶりに出会う

おはやうございます。今日は本暦九月八日、上弦の月です。
経世志塾の皆さんと、神々のふるさと出雲の国に行って来ました。
どうぞ下記「日記」をご覧下さい。

◆明日5日(水)は、その経世志塾の例会です。
野田政権についての所見を話してから、本題の講義をしようと思います。
☆経世志塾(東京)10月5日(水)午後6時~8時45分
経世志塾で学ぼう「経営者のための日本人力」
「二宮尊徳」を主たるテーマにしつつ、時事問題や「経営問答」に
話題を広げ、縦横無尽に「林節」を講義します!
会場:湯島天満宮 参集殿(文京区湯島)
参加費:5000円
事務局:株式会社 國立 関根 國哲さん
fax 03-3802-8075  keisei-08@kunitachi.co.jp

●日記● 平成23年10月1日~2日

★☆98代目の宮司さんと30年ぶりに出会う

10月1日(土)早朝、羽田空港から出雲空港へ空路移動。経世志塾(利根川政明塾頭・長屋貢司代表世話人)恒例の移動例会だ。

午前中、日御碕灯台に登ってから、日の本の夜を守るという日御碕神社を参拝。御祭神は天照大神とスサノヲノミコト。本人で98代目にあたるという宮司の小野高慶氏とは、30年ほど前に東京の国学研究会でご一緒したことがある。

参道を歩いている宮司さんらしいお姿を拝見したので、お尋ねしたところ本人であった。宮司さんも綜観のことを覚えてくれていたようだ。

午後は島根県立古代歴史博物館を見学してから、研修室で講義。スサノヲノミコトによる八岐大蛇(ヤマタノオロチ)退治と、大国主命に到る系譜について、その意味するところを解説。

その後、出雲大社を正式参拝。御本殿は現在、屋根などの修理(御修造)をしている。そのため、御祭神の大国主命は御仮殿に遷られており、特別な許可により、修理中の御本殿大屋根を間近に拝すことが出来た。経世志塾例会の会場である湯島天満宮の、押見守康宮司がご紹介下さったお陰だ(利根川塾頭が押見宮司にお願いして下さった)。

★☆縁結びの恋占い、池に浮かべた紙片が早く沈むかどうか…

10月2日(日)、経世志塾・移動例会の二日目。まず、松江城へ。城を建てた堀尾吉晴は、出雲に入る前に浜松城を築いていた。浜松城の本丸と周辺に現存する石垣は、堀尾吉晴が築いていたことが近年判明している。松江と浜松の歴史には、縁浅からぬものがあったことが分かった。

次に八重垣神社へお参り。御祭神はスサノヲノミコトと、妻の稲田姫命(イナダヒメノミコト)。境内に湧く池が、縁結びの恋占いで有名になり、若い女性が沢山参拝していた。紙片に硬貨を乗せて池に浮かべ、その沈み方を見るのだ。沈む速さで出会いが早いかどうか、遠くで沈むか近くで沈むかで、相手が近くにいるかどうかを占うもの。なかなかよく当たるらしい。

続いて神魂(かもす)神社を参詣。本殿は、最も古い様式の大社造りで国宝となっている(出雲大社よりも古い)。綜観は35年ぶりに参詣した。御祭神は伊弉冊(いざなみ)大神と伊弉諾(いざなき)大神。神が住むから「かみすまう→かもす」であり、神力を醸すから「かもす」ではないかと思う。神魂神社は、まさに出雲の「へそ」と言っていいだろう。

さらに「八雲立つ風土記の丘展示学習館」に行き、学芸員から丁寧な説明を受ける。経世志塾は勉強熱心な塾生の集まりだから、鋭い質問が沢山出る。風土記の丘周辺には古墳が沢山あり、岡田山1号墳石室の内部を見学出来た。

昼食後、有名な足立美術館へ。これ以上なく手入れされた庭園は、息をのむほど美しかった。横山大観の作品を、沢山味わうことが出来たのも良かった。