日本武道は、愛の武道

こんばんは。蝋梅(ろうばい)に続いて、紅梅と白梅。自宅事務所の梅の花が、今年も綺麗に咲いています。

◆11日(土)は名古屋、12日(日)は京都、13日(月)は神戸で講義します。詳細は「2月度:各地志塾・勉強会のご案内」をご覧ください。

◆本号の「日記」の小見出しです。→内容は下記をご覧下さい。
☆今やるべき事をやったら、そのうち何とかなるだろぉ~♪という達観を!
☆四国中央立志会~会社も一つのイノチ、生き生きした会社を支える社員の心得
☆国会綜學勉強会(第45回)~合氣道開祖・植芝盛平の境地
☆登録者3万7千人超!「松田政策研究所動画チャンネル」で鼎談

◆本号の「評論・随筆」の小見出しです。→内容は下記をご覧下さい。
☆そこにはムードメーカーがいる!
☆力は抜くが、氣は抜かない
☆日本武道は、愛の武道
☆あの人はまだ…

●日記● 令和2年1月25日~29日

◆1月25日(土)、今日は本暦元日。皆さん、明けましておめでとう!

「金の無い奴あ、オレんとこへ来い!オレも無いけど、心配するな。見ろよ、広い空、広い海。そのうち何とか、なるだろぉ~♪」

これは、確か私が小学校3~4年生の頃、テレビ番組で放送していた主題歌だ。そのうち何とかなるだろうという、この良い加減な考え方は、これはこれで私の人生観になっていた気がする。

弟子たちには「何とかなると思っているうちに、どうにもならなくなるのが世の中というものだぞ」と注意してきた。でもそれは、やるべき事をやっていない場合への戒めである。

もしも、やるべき事をやっているなら、今度は「そのうち何とかなるだろう」という達観も必要となる。慌てず、焦らず、諦めずという、超然たる在り方のススメだ。

さて、来週火曜日は、国会勉強会で講義予定がある。が、予定されている衆議院本会議が長引いて参加者が集まらないかもしれない。

「塾長、どうしますか?」という問い合わせが弟子からあった。とにかく私は、講義の準備をしっかり整えて出掛けるつもりだ。一人でも来たら開けばいいし、誰も来なければ、オブザーバー参加の林塾メンバーと、みっちり討議する機会にすればいい。

私は、開催でも中止でも、どちらでもいい。今やるべき事をやったら、そのときはそのときだょ。そのうち何とかなるだろぉ~♪

なお、股関節骨折で入院していた母が、お陰様で無事退院。入院の日から退院の日まで、出張中で浜松にいない日を除いて毎日お見舞いし、付き添いえた。久しぶりに親孝行が出来て良かったと思う。

◆1月27日(月)、四国中央立志会の「社長セミナー」と「社員セミナー」で講義。社長セミナーでは、アジア情勢と「日本の22世紀ビジョン」を解説。経営者や幹部社員が知っておくべき世界情勢と、持つべき「日本の夢」について心を込めて話した。

社員セミナーでは、大和言葉の生命観「イノチ」を講義。会社を一つのイノチとして、生き生きした活力のある組織に進化させるためにはどうしたらいいか。その「社員としての心得」を、分かり易く噛み砕いて講義した。

◆1月29日(火)、国会綜學勉強会(第45回)で講義。
今回の演題は「合氣道開祖・植芝盛平の境地~宇宙万有の活動と己が調和」。国会にこそ、合氣の精神が必要であることを強調して話した。
※講義内容は、下記「評論・随筆」をご覧ください。

国会綜學勉強会の世話人は下記の通り。
※本日、衆院本会議等により、講義早退者や懇親会からのご参加者あり。
衆議院議員 宮下一郎氏(筆頭世話人、長野5区、内閣府副大臣・金融担当)
衆議院議員 國場幸之助氏(沖縄1区、林塾5期生・塾祐)
衆議院議員 足立康史氏(大阪9区)
衆議院議員 高井崇志氏(岡山1区)
衆議院議員 藤田文武氏(大阪12区、林塾8期生・塾士)
衆議院議員 源馬謙太郎氏(静岡8区、林塾9期生・塾士)
衆議院議員 杉田水脈氏(比例中国、林塾11期生・塾士)
衆議院議員 井出庸生氏(長野3区、国会綜學勉強会事務局)

本日の世話人以外の参加者は下記2名でした。
元衆議院議員 小松 裕氏(長野県)
元衆議院議員 中田 宏氏(松下政経塾10期生、元横浜市長)

本日の林塾からの参加者は下記の通り(※内4名が世話人と重複)。
※本日、衆院本会議等により、懇親会からの参加者3名あり。
久野晋作塾士(3期、千葉県我孫子市議)
田沼隆志塾士(3期生、千葉県議・四街道市、元衆議院議員)
坂元大輔塾士(4期生、元衆議院議員)
伊藤 央塾士(5期生、東京都小平市議)
國場幸之助塾祐(5期生、衆議院議員・沖縄1区)
古賀壮志塾士(5期生、東京都日野市議)
藤田文武塾士(8期生、衆議院議員・大阪12区)
高橋浩司塾士(9期生、神奈川県鎌倉市議)
源馬謙太郎塾士(9期生、衆議院議員・静岡8区)
杉田水脈塾士(11期生、衆議院議員・比例中国)
松長泰幸塾士(12期、神奈川県議・藤沢市)

◆1月29日(水)、衆院第一議員会館の藤田文武議員の部屋でYouTube「松田政策研究所動画チャンネル」の収録が行われた。同チャンネルは、政経分野でトップレベルの人気を誇り、登録者数は3万7千人を超えている。

2回目の今回も、松田学氏と藤田文武議員と林による鼎談。松田氏は大蔵省(現・財務省)出身の元衆議院議員。その幅広い識見と卓越した提言能力には定評があり、林塾でも特別講師を数回お願いしている。

林は「22世紀の日本の夢~人間進化都市」などについて語った。近々アップされるので、是非ともご覧ください。

●評論・随筆●

◆そこにはムードメーカーがいる!◆

何かが生まれるとき、そこには必ずムードメーカーがいる。それは、単なる雰囲気づくりのお調子者とは違う。

この活動は、どうしても必要なのだという信念と、何がなんでも、この事業をやらねばならないという使命感があって、自ずと周りを変えていくのがムードメーカーなのだ。

そういう人がいれば、みんな元氣になるし、その言葉を聞けば、きっとやれるという確信がみなぎってくるはず。

私は、政治家天命講座で、歴史を興すムードメーカーを育ててきた。各地の勉強会も、昨年からはじめた綜學院ゼミも、目的は同じである。

日本には世界を救う偉大な使命があり、このまま為すことなく終わるわけがないという、本氣を持ったリーダーが今こそ欲しい。

ただし、思い込みの激しい自己陶酔タイプや、聞く耳を持たない自己中心的な人間ではダメだ。

天とつながって、その使命を受け止められるだけの、無欲な心と広い器が必要である。海舟や西郷、龍馬らは、皆そうだった。

そういう真のムードメーカーは必ずいる。近くにいなければ、まず自分がなればいい。だんだんでいいから。

◆力は抜くが、氣は抜かない◆

「力は抜くが、氣は抜かない」というのが、合氣道のコツである。この心得は、あらゆる事に通じる。生き方にも、対人関係にも、仕事にも、音楽にも、講演にも。また他の武道にも。

どうもうまくいかない、何かがまだ足りないというときに、それを打開するヒントにしてみたい。

◆日本武道は、愛の武道◆

国会綜學勉強会で、合氣道開祖である植芝盛平先生の教えを講義。その一節を述べよう(合気神髄 植芝盛平語録 植芝吉祥丸監修 柏樹社より)。

「一、己の心を、宇宙万有の活動と調和させる。」まず、我が心の置き所を、宇宙に上げよ!と。

「ニ、己の肉体そのものを、宇宙万有の活動と調和させる。」次に、我が身体を鍛えて、天地自然とつながり、自由自在に動ける身体をつくれ!と。

「三、心と肉体を一つにむすぶ氣を、宇宙万有の活動と調和させる。」心と肉体は、別物ではない。一つで二つ、二つで一つとなっている。その一つのものを、己とも我ともいう。

心と肉体。これらを一つにつなげるのが呼吸(イキ)だ。呼吸が深く長くなれば、心身が一つとなって氣が出てくる。

氣は、この世界を構成する根本的な微粒子=エネルギーのことで、物理学では量子、古神道では直霊(ナホヒ)にあたる。

そして、氣の中に、精神エネルギーとしての念子が含まれる。念子を声に出したのが言葉であり、言葉と肉体がつながって調和すれば言行一致となる。即ち言霊(コトダマ)なり。

宇宙万有の活動、それは「天(てん)」だ。天を大和言葉でアマという。心と肉体が一つとなった自分、それが「人(じん)」だ。人を大和言葉でヒトという。

そうして、天人合一となって、思う存分世界平和と人類和合に働くのが、合氣の道である。日本武道は愛の武道であるというところに、合氣道開祖・植芝盛平先生の開眼があったのだ。

◆あの人はまだ…◆

「あの人は今…」という番組が時々放送されているが、「あの人はまだ…」という番組は見たことがない。 面白そうに思うが、番組にするにはダメかな?!