声を掛けることと、聞く耳を持つことが肝腎

こんにちは。京都はいい天気になりました。

◆明後日20日(木)は大阪、21日は(金)は福岡(政治家天命講座)、22日(土)は京都で講義します。

☆政経倶楽部・大阪支部10月例会
日時:10月20日(木)受付午後5時半 開始6時~8時40分
経営者のための「東洋思想入門講座」 第5回 孫子の兵法
情報を収集し、先手準備で主導権を握り、冷静に相手の裏(本心)を読め
会場:新大阪ワシントンホテルプラザ
連絡:一般社団法人 政経倶楽部連合会・大阪支部 事務局長 有賀 隆さん
携帯080-3312-8740  MAIL info@seikei-club.jp
詳細は→  http://www.seikei-club.jp

☆転換期を生き抜く実学道場~京都綜學講座 第4回
文明論(4)中国4000年に見る文明波動。
吉田兼好と『徒然草』其の一…日本人の美意識・自然観・男女観。
日時:10月22日(土) 午後5時半受付 6時~8時半(質疑応答含む)
会場:キャンパスプラザ京都(JR京都駅ビッグカメラ前)
参加費:学生1000円、社会人3000円
詳細チラシ→  http://www.hayashi-hideomi.com……s/356.html
お問い合せは→ sougakukouza.kyoto@gmail.com (綜學社青年部・大久保)

●日記● 平成23年10月14日~18日

★☆声を掛けることと、聞く耳を持つことが肝腎

10月14日(金)午前中、「政治家天命講座」第6期・関西10月例会で講義。内容は、松下幸之助翁の政治観・歴史観・国家観。

終了後、林塾・情報部会との会議+懇親会。参加者は下記の5名。
石川勝塾士(4期生・情報部会長・元吹田市議)
岡本忠蔵塾士(2期生・※天命部会長・京都府議)※天命講座を統括する部会長
上田光夫塾士(5期生・茨木市議)
占部走馬塾士(5期生・大阪府議選僅差次点)
植田龍一塾員(5期生・元大和高田市議)

塾士・塾員らは、塾長である綜観と、もっと話したがっているようだ。組織が大きくなると、どうしても一人ひとりに接する密度が薄くなってしまう。声を掛けることと、聞く耳を持つことが、ますます肝腎になってきた。

★☆どういう基準で正しさを決めるべきか

10月15日(土)、京都・綜學社事務所の朝。昨日から雨が降り続き、比叡山が霞んでいる。合気居合の稽古をしてから神棚に祝詞奏上。庶務を行い、午後3時過ぎに京都を発って岡山に移動。

岡山講座のテキストは、松下幸之助著『実践経営哲学』。講義の中で「何が正しいか」について述べた。

もともと大自然には、正否も善悪もない。一切が、あるがままにあるだけだ。正しいとか間違いとかいうのは、人間世界の秩序を保つための、基準として出てきたものに過ぎないと言える。

では、どういう基準で正しさというものを決めるべきか。綜學に照らせば、下記の3点が重要になると思う。

第一に、全体から見てどうなのか。

部分にとっては便利でも、全体にとっては大問題ということがある。より大局に立たなければ、正しさは見えてこない。空間的な全体と、時間的な全体(先祖にとって、子孫にとって)の双方を観察して正否を見極めよ。

第二に、原点につながっているかどうか。

成長する人や組織には、素志や願いなどの原点がある。会社なら創業の原点、国家なら建国の原点だ。いわゆる本物とは、原点から起こり、継続し、磨かれたもののことである。原点自体に問題がない限り、これにつながることが正しさの基本となるだろう。

第三に、過不足がないかどうか、適時であるかどうか。

どんなに良いことも、過不足によって正しさが消えてしまう。また、タイミングが合っていないときも、正しさが薄れてしまう。適量と適時が分からなければ、正しい対応にはならないと見るべきだ。

★☆胆力とは、ブレない中心力のことである

10月16日(日)、広島文明維新塾で「勝海舟」を講義。熱心な皆さんに支えられていることに感謝する。終了後、京都に移動し、河原町五条の朝日神明宮・猿田彦社に参拝。

10月17日(月)、今啓林会(神戸)で昨日に続いて「勝海舟」を話す。勝先生は「いくら才気があっても、胆力がなかった日には何ができるものか」と言われた(『氷川清話』)。見せかけの才能や空元気だけではダメで、腹を据えたところからくる胆力がなければ何もできない、という意味だ。

転換期は、世の中が激しく動く。だからこそ、どっしりと腹を据えた人物が必要となる。目的や方向性を全身で表すことの出来る人物が、中心に立っていなければならないのだ。そうでないと、小賢しい知恵者が騒ぎ回るだけの変動で終わってしまう。胆力とは、まさにブレない中心力のことである。

10月18日(火)、東山から昇る朝日が眩い。今朝もストレッチと合気居合の一人稽古をしてから、執筆と庶務。昼過ぎに浜松へ移動予定。