ピンチをチャンスに生かす人の「浮かれないための心得」5カ条

こんにちは。今月は、全てオンラインで仕事をしました。
講義が10回、同会議が5回になります。

◆明日はオンライン国会綜學勉強会、28日(木)は政経倶楽部連合会・全6支部合同オンライン例会、31日(日)は東京綜學院プレ講座で講義します。

☆東京綜學院 開講記念講演会(オンラインによるプレ講座)
日時:5月 31 日(日)10時~12時 
演題:緊急講義!新型コロナウイルスで加速する文明の転換 この世界的危機を通して、どう自己成長するか
講師:林 英臣
参加費:3000円+消費税(税込合計3300円)
参加方法:ZOOMにてご参加となります。(お申込頂いた方のみにご案内します)
お申込方法と注意事項:参加をご希望の場合は、下記のリンクをクリック後、文末の案内にしたがって必要事項をご記入の上、お手続きください。
http://yuichimasuda.jp/colum/l……ZIweQurB-g

◆緊急事態宣言解除後となる6月ですが、まだまだ弟子の政治家たちが移動を自粛し、コロナ対策に奮闘している中、師匠の私だけ県境を越えて動くわけにはまいりません。リアルの講義は、7月以降となりますことをご容赦ください。
下記、6月度:各地志塾・勉強会のご案内をご覧くださいませ。

●評論・随筆●

◆兵法を生かせないのはなぜか?◆

「敵を知れ」と兵法は教える。それは「相手の立場になって考えてみよ」ということに他ならない。

相手が今、何に困り、何を欲しがっているのか。それが不明では、真に敵を知ることは出来ず、手の打ちようも無い。

兵法をいくら勉強しても、知識で終わってしまって生かせない人がいる。その根本的原因は、自分の事ばかり気にしていて、相手を観ようとしないところにある。

相手を観ているつもりでいても、実際は自分の都合を考えているだけのことが多いのだ。だから、ちっとも相手をつかめない。

兵法は人間学であり、人間学は心理学なり。相手という人間の気持ちを知ろうとしなければ、兵法は座学のまま終わってしまうだろう。ああ、勿体ない。
(5月22日)

◆あまりにも良いものに出会ってしまうと、それ以降が大変?!◆

子供の頃、毎週のように街の洋食屋に連れて行って貰った。ヒレカツ、野菜サラダ、カレーなど、家庭料理では到底表せない味で本当に美味しく、カツにかかっているソースや、サラダのドレッシングなども抜群だった。

以来、半世紀以上経つが、その店を超える味に出会ったことは無い。随分美味しい店に行っても、浜松のあの店以下だなと思ってしまう。

あまりにも良いものに出会うと、ついそれと比べてしまって喜べなくなるのだ。人間関係もそうだ。この上なく良い人物に出会うと、他の人では面白くなくなる。

そういえば、ある弟子が「林塾長の講義を聴いてから、他の人の話が面白くなくなった」と語っていた。まあ、これは上手いお世辞だから、うっかり騙されてはいけない。(5月22日)

◆ピンチをチャンスに生かす人の「浮かれないための心得」5カ条◆

危機が変革を起こし、逆境が進化を促す! ウイルス禍の今こそ、捨てるべきを捨て、改めるべきを改め、生成発展へ向かう好機なり! そこで、ピンチをチャンスに生かす人が持つべき「浮かれないための心得」として、次の5点を挙げておく。

1、「慌てず」
慌てるは「泡立てる」が元。危機に対し、バタバタしている泡食いが「慌てる」なり。泡食えば、回りを振り回して迷惑を及ぼす。よく状況を観察し、まず“止血”や“輸血”に努めたら、慌てずに次の手を考えよう。

2、「急がず」
急ぐは「息急く(いきせく)」が元。息が急(せ)いてしまえば「生き削ぐ」ことにもなる。打つ手が見えてきたら、それを一緒に立ち向かう仲間と共有しよう。浮き足立ち、一人でいきり立って急ぐようでは皆が離れていく。

3、「倦(う)まず」
倦むは「埋む(うづむ)」が元。内に不安や不満が溜まれば、内蒸(うちむ)し、熟(う)み、膿(う)み、埋もれてしまう。努力と成果にはタイムラグがある。すぐに反応が起こらないからといって、飽きてきて倦んでしまうことのないように。

4、「偉ぶらず」
偉ぶるは「得られ振る」が元。少し成果が出て来れば、世間から注目を浴びる。人も集まって来て、時代の寵児などと呼ばれてチヤホヤされる。そうして慢心すれば、あっけなく穴に落ちてしまう。どんなときも、得意ぶることの無いよう注意したい。

5、「遅れず」
「遅れる」は「措(お)かれる」が元。置いたまま忘れている様子が遅れるなり。危機逆境の時代の変化は速い。何とか対応出来たと一安心しているうちに、世の中はどんどん進化していく。気が付いたら後れを取っていた、などということにならないよう心を引き締めよう。少しの成功で、気持ちが奥に置かれてしまわないことだ。

以上、「慌てず」「急がず」「倦まず」「偉ぶらず」「遅れず」が、危機逆境に対して前向きに取り組む人たちの心得なり。「あいうえお」の順番になっていることに、お気付きいただけただろうか?
(5月25日)