田中角栄に口説かれていると言え!

こんにちは。本日の浜松は雨となりました。

◆本号の「評論・随筆」の小見出しです。→内容は下記をご覧下さい。
☆田中角栄に口説かれていると言え!
☆損することは、全部日本にやらせよう…

●評論・随筆●

◆田中角栄に口説かれていると言え!◆

ある芸者に向かって田中さんが言った。「なぁ、イヤな客に言い寄られたら、田中角栄に口説かれていると言うといいぞ。皆、ビビッて逃げ出す」と。座は、ドッと笑いに包まれた。
「田中角栄[新]名語録」小林吉弥著プレジデント社67頁より

なんという豪放磊落な格好良さだろう! こういう艶のあるジョークが通用したのが昭和という時代であった。今は何事も小さくなって面白味が無い。人間も笑いも、本当につまらなくなった。

◆損することは、全部日本にやらせよう…◆

ウイルス禍の最中にあって、世界は益々軋(きし)み出している。
・アメリカで起こった黒人暴行死事件と、激しい抗議デモ。
・インド北部の中印国境係争地での両軍衝突と多数の死者(印側20人)。
・チャイナが導入決定した「国家安全法」による香港自治消滅の危機。
・チャイナ公船、尖閣諸島の接続水域での航行65日連続(4/14~6/17)。
・朝鮮半島南北融和の象徴であった、南北共同連絡事務所の爆破。

今後注意すべきは、東アジアの動揺によって、望まない戦争に日本が巻き込まれる事態である。文明法則史学を確立された村山節先生は、下記のように述べていた。

「日清戦争、日露戦争その後の不安など、最初はことごとく半島人内部の流血の政権争いが原因である。朝鮮半島は極東の火薬庫である。とくに文明転換期にはこの地域の中立維持に細心の関心が必要であろう。」(村山節著 人類最初の普遍史『波動進化する世界文明』-近づく危機と日本人の選択-六法出版社175頁)

間もなく世界は、文明交代期中の暴風域(2025~2050)に突入する。今起きているウイルス問題は、その入り口の現象に過ぎない。本格的な激動はこれからだ。

北朝鮮は経済制裁やウイルス禍によって、体制崩壊の危機に直面しているという。一か八かで38度線を南下する可能性も否定しきれない。その朝鮮半島の変動に、アメリカ、チャイナ、ロシアはどう介入するつもりなのか。

そして、日本はどうするのか。損することは全部日本にやらせようということにならないよう、政治がしっかりしなくてはならない。