問題の先送り~まやかしの政治は既に限界

こんばんは。
今日は初夏を思わせる暑さでした!
浜松の自宅事務所では藤が満開。窓から見える街路樹のツツジも綺麗です。

◆明後日26日(木)は名古屋で講義します。
政経倶楽部連合会・名古屋支部例会 4月26日(木)午後6時半から

林英臣が語る、若手経営者・志士事業家のための
幕末維新「人物講座」第1回「坂本龍馬」
会場:安保(あぼ)ホール(名古屋市中村区名駅3丁目5‐9)
会費:3000円(ビジター)
申込・連絡先:政経倶楽部連合会事務局
080・3312・8740(有賀さん)
Mail: info@seikei-club.jp  URL http://www.seikei-club.jp

●日記● 平成24年4月19日~21日

★☆問題の先送り~まやかしの政治は既に限界

4月19日(木)、浜松から新幹線で博多へ向かい、林塾「政治家天命講座」第7期・九州4月例会で講義。日本のため世界のため、使命感と氣力で今日も熱血講義!

講義内容は、日本史に見る社会秩序の盛衰と、近現代日本史の解説。11名が参集(塾生4名)。新村塾頭が浜松から参加。

年々、世界と日本の危機が高まってきている。20世紀までの旧文明と、明治以来の旧体制のままでは、もう先がない。これまでは、どうにか問題の先送りでごまかしてきたが、まやかしの政治は既に限界だ。

これに対応するべく、林塾「政治家天命講座」を始めて7年目になった。本塾は、目先の政局に右往左往したりしない。文明の大局と日本の使命を学び、本物の改新政治を起こすための志士政治家集団である。

★☆大阪維新の会の動きは「歴史の必然」

4月20日(金)、福岡の朝。ホテルの部屋で、ストレッチと四股・突き・蹴りの稽古(約40分間)。この歳(55歳)になると、武道も老化を少しでも遅らせるための健康体操となっている。

今日は広島で、林塾「政治家天命講座」第7期・中四国4月例会で講義。11名が参集(塾生6名)。昨日に続き、新村塾頭が参加。

ところで最近、いろいろな方から「大阪維新の会をどう思うか?」、「維新と林塾の関係は?」というご質問を頂く。綜観は、大阪維新の動きは「歴史の必然」だと思っている。

ブルドーザーのような壊し屋が必要

歴史の過渡期(転換期)には、しばしば外から旧体制を壊す動きが起こる。ゲルマン民族が大移動を起こして、ローマ帝国を崩壊させたように。大阪維新が、旧体制を壊す一大勢力になってくれることを心から期待している。

安定期ならば、体制内で起こす改善や改良で何とかなる。が、社会基盤そのものを根底からつくり換えるべき革命的変革期となると、ブルドーザーのような壊し屋が必要になる。巨岩のように立ちふさがる既得権益の固まり、複雑に根を張ったしがらみ、詳細化してわけの分からなくなった古い仕組みを破壊するのだから、圧倒的な破壊力が求められるのは当然だ。

結局、民主党政権も中途半端なまま終わろうとしている。綜観はかなり前から、自民と民主はどちらも旧体制に支えられた政党であり、民主党が政権を取ったところで日本は良くならないと訴えてきた。

地均しが済んでから新体制の基礎工事

では、この閉塞感に満ちた現実の中にあって、行き詰まった日本をどう変えるか。それには「行程」というものが必要になる。

最初に、旧体制の破壊が十分行われねばならないが、旧体制の基盤となっている東京一極集中、官僚主導政治、アメリカによる日本支配構造などを、どう解消するかだ。

旧体制が壊され、地均しが済むところまでいけば、次に新体制の基礎工事となる。フランス革命ならば、ジャコバン派が過渡期の覇者となり、ルイ16世がギロチン台に掛けられることで旧体制が終わる。その後、ナポレオンの成長が新体制の準備となった。

新政府の樹立~日本史の大きな出発点

そこまで進んでから、やっと新政府の柱立だ。これから起こる柱立ては、大化改新や鎌倉幕府の成立、信長の上洛、明治維新などに匹敵する、日本史の大きな出発点を意味するものになるであろう(フランスではナポレオン第一統領就任)。

そして、その新日本SSは、日本を改新し、共生文明の創造を担うものになる。この歴史的大事業に参画する志士政治家、志士経営者を大いに募るものである。

大阪維新と林塾の関係だが、前者が旧体制の破壊を担当するというならば、それを受けて新体制の基礎工事を請け負う勢力が必要になる。文明レベルの大局観から国是を策定し、日本精神の原点から日本人の使命を探究し、国家百年の計から諸政策を練っているのが林塾なのだから、主に後者を担うつもりで、塾士らにはがんばって貰いたい。

★☆日本書紀は漢文、古事記は大和言葉

4月21日(土)、綜學社主催「日本改新塾」で『古事記』の講義。会場は、護王神社境内にある護王会館(京都市上京区・御所西)。護王神社の御祭神は、和気清麻呂公。清麻呂公は、皇位を狙った道鏡の野望を、身命を賭してうち砕いた大政治家だ。

会場入りに先駆けて、綜學社・事務所に男4人が集合。代表理事の安並潤、青年部長で塾頭の大久保信克、学生スタッフの長屋智揮、そして綜観。偶然にも4名の服装は、黒っぽいジャケットにベージュのチノパンツ(講義のときの綜観は着物に着替える)。

古事記には、神話や伝説、皇室の記録がまとめられている。日本書紀が漢文であるのに対して、古事記は大和言葉で書かれている。ただし、使った文字は漢字だ。漢字の音と訓を交えながら、大和言葉で神話や伝説をまとめたのである。

今日は、古事記成立の経緯を述べてから、本文冒頭に書かれている「宇宙創生の仕組み」、「地球成立の過程」、「人間が生まれた意味(役割)」について解説した。宇宙の進化と人類の登場は、一体の関係にあるのである。

講義後は、ワールドカフェ方式のディスカッションが行われた。参加者の意識が、大いに深まっていくのが分かった。

日本改新塾は、参加者の半分以上が大学生。この講座の成果が現れるのは、数十年後のことになるのだろうか。まさに綜學社による未来への投資である。