日米関係と日中外交、そして自立への道 其の2

中国は沖縄を、ロシアは北海道を、韓国は対馬を取りに来る!?

日本にとって尖閣諸島は、西のはずれの無人島くらいに感じるかも知れない。
だが中国にとっては、第一列島線(沖縄諸島から台湾にかけてのライン)を突破する上での重要ポイントとなっている。尖閣を取れば、台湾と沖縄を手中に収め易くなるのだ。碁で言うなら、この一石で大局的な流れをこちらに引き付けられるという、重要地点が尖閣なのである。尖閣諸島周辺の地下資源や、漁業資源が欲しいだけではないのだ。

またロシアは、不凍港を求めて、執拗に南下を目指してきた歴史を持っている。
その障害となってきたのが日本列島である。具体的に言えば、津軽海峡を手に入れたいのだ。

中国もロシアも、日本の背後に控えているアメリカの顔色を伺っている。
日本を相手にしているようでいて、実はアメリカを見ているのだ。
そして、日本に対するアメリカの後押しが消えた場合、間髪を入れずに中国は尖閣と沖縄へ、ロシアは北海道へと侵入してくるだろう。

沖縄から九州にかけて中国の支配が及んだら、韓国も危ない。日本が食い荒らされるその隙(すき)に、韓国は対馬へ入ってくるのではないか。そのとき対馬は、韓国防衛の最前線となるのだ。こうしたことが、逆さ地図によって読めてくるという次第である。

東アジアを結束させないのが兵法

そうした周辺諸国が抱くと思われる意図、則ち日本の危機を踏まえた上で述べたいのだが、中国や韓国に対して、その横暴ぶりにいきり立つだけではいけない。日中関係や日韓関係だけに囚われることなく、そこにアメリカの情勢を重ねることで、外交をもっと大きく捉えたほうがいい。そうでなければ、日本を守ることは出来ないと言いたいのである。

現在のところ、アメリカは日本を後押しする立場にあるのだが、いつでも日本にとって都合のいいアメリカでいてくれると思ったら大間違いだろう。
アメリカの思惑は、東アジアに対する影響力の保持にある。そのためには、東アジアを結束させないことが肝要となるのだ。兵法の常道に従えば、そういうことになるのである。

つまり、アメリカにとっては、日中・日韓・中韓それぞれの関係が、“適度に悪化”している状態が望ましいはず。なぜなら、そこに仲裁役で入ることが出来るからだ。それによって、東アジアに対する影響力を保持し易くなる。
そういう考え方があるのではないかと推測するのである。(続く)

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