その32 大化改新の仕掛け人は聖徳太子

さて、大化改新によって豪族による私地・私民が廃止され、国民には一定の田畑が支給されることになりました(班田収授)。豪族たちの既得権益を没収する、一種の共産主義的大改革を断行したのですから凄いことです。政治は中央集権的な体制に改められ、新しい国づくりが進むことになりました。

敵を作るよりも味方を増やせ!

こんにちは。鎌倉から浜松に帰る新幹線の中から配信します。

◆今週は、浜松と広島で講義します。※15日(金)は別府で講演します。
☆東林志塾(浜松)9月12日(火)午後6時30分~9時00分
明治の大政治家、小村壽太郎侯の胆力はどこから来たか!【前編】強国を相手に国難を救ったサムライ人生の「原大本徹」とは

その31 大化の年号によって、日本の自立を内外に宣言!

さて、大化改新(西暦645年)とは一体何だったのでしょうか。一言で言えば、豪族連合政権による社会秩序を終わらせ、新たに中央集権的な社会秩序を始めるための誕生点でした。

豪族連合政権によって形成されていたのが、氏姓制度による「古墳時代の社会秩序」です。氏姓の「氏」は葛城氏・大伴氏・物部氏など各豪族が名乗る「氏(うじ)」、「姓(かばね)」は「臣」「連」「直」など朝廷から頂く称号のことです。これに中央政府から認められる「前方後円墳」築造のライセンスが加わって、連合政権体制が維持されていました。

本物を作って、安売り競争から脱出しよう!

こんにちは。本日7日は、朝夕が冷えてきて露(つゆ)が白く降りるという、二十四節気の「白露(はくろ・しらつゆ)」です。

◆明後日9日(土)は、若手印刷人経営塾(第17期)で講義&アドバイス。
(計7時間)。主催者の田中肇先生は、印刷業をこよなく愛する経営指南役です。

その30 聖徳太子の徹底

聖徳太子の「徹底」で、まず挙げるべきは「憲法十七条」の制定です。その内容は、仕事の指針と臣下の心得でした。とにかく仲良く和して勤めるよう、懇切丁寧に諭しています。

それから「冠位十二階」の制度があります。これは、優秀な人材を見出し、本人一代に限って身分を上げて登用するための制度です。そのような仕組みを作った理由は、身分の高い層に優秀な者が少なく、身分の低い層に俊才が存在するようになっていたところにあると考えられます。社会秩序が入れ替わる過渡期には、そういう現象がよく起こります。そこで聖徳太子は、門閥を打破し、優れた者を積極採用出来るよう、この制度を定めたのです。

これらは、みな偽学なり

こんばんは。明日は早くも9月1日、「二百十日」です。

◆2日(土)は駒ヶ根、4日(月)は米沢で講義します。
☆伊那谷文明維新塾 9月2日(土) 午後6時~8時
「渋沢栄一と松下幸之助に学ぶ日本経営道」~理念の無い経営と利益の出ない経営は、どちらも間違っている~