No.79 普段の仕事や生活の中で、健康維持の工夫をする

仕事と名の付くものを行うのは本当に大変

何事であれ、仕事と名の付くものを行うのは本当に大変なことです。
嫌なことを我慢しなければなりませんし、嫌いな人を相手にしなければいけません。休みたいときに休めませんし、自分を騙し騙しノルマをこなしていかねばなりません。スポーツが仕事であれば、プロになるほど身体に無理が掛かり、引退の頃には体がガタガタになっていたりもします。

「便利な機器」が多くなった現代では、生活においても仕事においても、同じことの繰り返しによる退屈や、偏った姿勢や動作が続くことによる無理が増えています。兎に角(とにかく)、心身に相当の負担を掛けなければ務まらないのが仕事ですから、甚だ(はなはだ)厄介(やっかい)な代物(しろもの)と言えます。

しかし、そこを何とかしたいものです。生活や仕事を通して心身が鍛えられ、自己成長し、夢や志が実現するというあり方です。工夫すれば、いろいろとあると思うのです。

スポーツジムや道場で身に付けたことを日常に生かす

仕事の例では、積極的に営業に出てよく歩くとか、会社の掃除をしっかりやることで体を動かすというのはどうでしょうか。仕事だから仕方なく歩くということに終わらないで、市場の視察や消費者の観察を兼ねてウォーキングする。あるいは、掃除の時間だから義務的に箒を手にするというのではなく、体操の一つと考えて環境整備に体を動かす。そうして仕事で気持ちが一新し、お腹が締まってベルトの穴が内側に変わるならば、実に嬉しいことです。

それから、スポーツジムや道場で身に付けたことを、積極的に普段の仕事や生活に生かしましょう。心の持ち方や姿勢、間合いの取り方、無駄のない動きなど、何かと応用出来ることがあるはずです。いつも怠けていて、ジムや道場に行ったときだけ罪滅ぼしのように体を動かす、というのでは勿体ないことです。
(続く)