No.101 笑えば意識レベルが上がり、低念子の影響がスッと消えていく

◇水で禊ぎ、空気で祓う◇

神社に参拝するとき、まず手水舎で手を洗い、口をすすぎます。この水で浄めることを「禊ぎ(みそぎ)と言います。

そして、拝殿に昇って正式参拝となれば、神職に大麻(おほぬさ)を「ばさっ、ばさっ」と振って貰います。この祓麻(はらへぬさ)で浄めることを「祓い(はらい)」と呼び、空気によって低念子を除く方法であると考えることが出来ます。また、「人形(ひとがた)」に息を吹きかけて罪汚れを祓う行事がありますが、これも息という空気を介しての祓いでしょう。

水と空気。これらは、どこにでもあるけれども、生命維持に欠かせないものです。大切な水や空気で浄化するのが、清浄を好む日本人の生活習慣です。日本人は入浴や行水が大好きでしたし、伝統的な家屋は空気が上手く通るよう設計されていました。湿度の高い気候がそうさせてきたのだとしても、ありのままの自然を貴んできた、日本人の人生観の現れではないかと思われます。

◇笑いは祓い◇

それから、大きく空気(息)を吐く「笑い」にも、祓いの効果があると考えられます。笑いと祓い、発音がとても似ています。言葉が近ければ意味も近くなります。

笑うことによってスカッとすれば、副交感神経が優位になってストレスが解消されます。免疫力も大いに向上します。医学的な研究によっても、笑いが鎮痛効果のある脳内ホルモンの生成に関与し、リウマチなどの患者に極めて有効であることが確認されています。

そして、笑いによる爽快感から意識レベルが向上すれば、心の波長がより高念子を受信する状態に変わっていきます。

霊能力があるというH君の体験を先述しました。古戦場などに行くと、そこで戦った人の低念子を受けてしまい、気分が滅入ってしまうと。そういうときH君は、明るいことや笑えることを思い起こすようにしていたのだそうです。笑えば意識レベルが上がり、低念子の影響がスッと消えていったようです。

怒りや悲しみ。人間である以上、マイナスの感情に襲われるのは仕方のないことです。怒るな、悲しむなと頭ごなしに言われても、どうにもならないときは、どうしようもありません。怒りたいときは怒ればいいし、泣きたいときは泣けばいいでしょう。

でも、いつまでもくよくよしていたところで、事態は少しも変わりません。
世間も、同情してくれるのは最初のうちだけです。誰かの助けをあてにするのではなく、大笑いして気分を一新し、自分の力で堂々と人生を切り開いていこうではありませんか。(続く)