No.71 太陽の恩恵によらないで栄える国はない

第7章 汎世界主義(はんせかいしゅぎ、世界に通用する広大な精神)

これまで述べてきたことによって、大日本主義がどういうものなのかについて、皆さんはよく理解されたことと思います。日本に立ち位置があり、祖国の原点に根ざした生き方をするのが大日本主義です。それと同時(どうじ)に、世界のどこに出しても偏(かたよ)ることのない、広大な精神でもあることにも気付かれたはずです。

汎には「ひろい」という意味があります。広く世界全体に通用(つうよう)する考え方や行い方が汎世界主義です。この章では、大日本主義が汎世界主義であることの理由を明らかにしてまいります。

1 太陽は世界的

◆太陽の恩恵によらないで栄える国はない

大日本主義は、すでに述べたように太陽主義に立っています。世界のどこに、太陽の恩恵(おんけい、恩と恵み)によらないで栄える国があるでしょうか。日中の照りつける太陽を嫌うほど暑い国であっても、太陽がなくなって構わないというわけではありません。

どの国の人々も、太陽を中心に生きております。太陽にそむいたら、一日も生きていけません。その証拠(しょうこ)に、どの国の予算(よさん)も一年毎(ごと)に立てられています。その一年365日という区切りは太陽をもとにしており、地球が太陽を一周すると一年になるのです。

また、昼と夜があって一日の生活が成り立つのも、太陽のお陰です。地球が一回転(自転のこと)して太陽の光を受けているときが昼、受けないでいるときが夜となります。

こうして、よく見れば太陽が示している原理原則(げんりげんそく、根本的な仕組みや法則)によって、多くのことが動いていることが分かります。その「太陽の教え」に則(のっと)り、太陽の分け隔(へだ)てのない慈愛を理想とするのが大日本主義です。そして、同時に汎世界主義でもあるのです。(続く)