No.80 国旗を素直に掲揚しよう!

国旗について、国民の皆さんにお願いしたいことがあります。国旗は国家の象徴ですから、祝日(しゅくじつ)はもちろんのこと、国家的な慶弔(けいちょう、結婚などのお祝い事と葬式などの悲しいこと)を表すときに素直に掲揚(けいよう、高く掲げること)しましょう。それは、国民の大切な義務であり誇りでもあります。

ところが最近、国旗の掲揚を忘れている者がおります。国家への思いが薄れてきたためでしょうか。そうであれば、とても残念なことです。特に、学歴(がくれき)が高くて知識(ちしき)の豊富な人たちの家庭に、国旗を掲げない場合が多いようです。

もしも国旗を掲揚しない家庭があったら、「今日は国旗を揚げる日ですよ」と声をかけましょう。すみやかに掲(かか)げてもらえなくても諦(あきら)めることなく、もう一度熱意を込めて勧めてみてください。国民皆で声に出し、励まし合うことが大事です。

要するに日本の国は、草花であれば自然の花です。自然に国が肇(はじ)まり、そのまま続いてきた国柄なのです。それに対して外国は、造花(ぞうか)であると言えます。支配欲が強く、天下を自分のものにしようという野心家(やしんか)が出ては覇者(はしゃ)となり、国家を何度も終わらせてきた歴史があるのです。

造花は、どんなに巧みにできていても、命(いのち)が流れていません。でも、自然の花は生きており、命の尊厳(そんげん)があります。日本の国柄の優秀(ゆうしゅう)さを、事実をもとにして説明すれば自然の花となるわけです。

林英臣の補足:学歴が高くて知識の豊富な人たちの家庭に、国旗を掲揚しない場合が多いのはどうしてでしょうか。国家よりも世界のほうが大事だという世界主義を教えられたり、個人が幸せならそれでいいという個人主義的な考え方が身に付いたり、あるいは西洋思想の部分観によって「あれはあれ、これはこれ」というふうに、物事を個々バラバラに見る分離観が強まった結果、祖国に対する気持ちのつながりが弱まり、国旗への素直な感動も薄れ、それで掲揚しなくなったのだと思われます。(続く)