No.111 我が国の運命が、世界人類の禍福を決定する(最終回)

昭和という元号の由来は、「百姓昭明 協和万邦(ひゃくせいしょうめいきょうわばんぽう)」(『書経』)にあります。「百姓」は国民、「昭明」は明らかなこと、「協和」は仲良く協力すること、「万邦」は世界の国々を表しています。「百姓昭明 協和万邦」には、国民が明るく徳を高め、世界の国々が平和に協力し合うという意味があり、それが「昭和」という元号の理想なのです。

日本の使命は本当に重大です。昭和の国民の大目標は、世界の国々をその理想の光で被(おお)い、世界を昭和するところにあるわけです。もしもその目標が無いならば、新しい元号を冒涜(ぼうとく、おかして汚すこと)することになるでしょう。各自努力し励まし合って気を抜くことなく、まず国民の昭明から実行しようではありませんか。

世界は今後、どのように変動し、展開していくのでしょうか。その変化に、我が国はどのように対処したらいいのでしょうか。重大な責任を負っている我が国の運命が、世界人類の禍福(かふく、わざわいと幸福)を決定することになるのです。

迷ってはいけません。驚いてもいけません。我らはただ、真の大日本主義の上に仁王のように堂々と立ち上がり、真っ直ぐ一筋に世界平和の大道を進むのみです。

その第一期計画は、日本国自身の平和建設です。第二期計画は、東洋の平和建設です。そして第三期計画が、世界平和の建設となります。

最も崇高(すうこう)にして光輝ある日本民族よ、我が建国の大使命と、人類最高最大の義務を自覚し、常に大日本主義に則(のっと)って、よく大国民としての態度を保ち、まず第一期計画の完成に全身全霊であたろうではありませんか。(おわり)