その25 成果が生まれない理由に、英知の不足がある

「原大本徹」のもう一つは徹底です。徹底は、人生の大木の「枝葉」にあたります。本氣の「幹」から枝葉が豊かに繁るよう、知恵を使い工夫を施しましょう。

ここまで述べてきたことに従って、原点を確立し、大局の範囲を広げ、本氣の志を立てたというのに、なかなか成果が生まれないということがあります。その場合、知恵や工夫が不十分であるかも知れません。良い物・良いアイデア・良い仕組み・良い人というだけでは、まだダメで、世に広まっていく英知が足りないのです。

そこに知恵を加え、世間が反応してくれるよう、売り方・出し方・伝え方・話し方・見せ方などを工夫する必要があります。深い知恵や優れた工夫。それを英知といい、徹底とは英知を尽くすことなのです。

そして、成功するまで継続するという徹底も重要です。何事も、すぐには上手くいかない事のほうが多いものです。どんな大きな成功も、その要諦(ようてい)は、知恵を使い工夫を施し、小さな事を成功するまで諦めないで続けるところにあります。

もしもすぐに上手くいくような事があれば、それはこれまでの努力と苦労がちょうど報われるタイミングであったか、あるいはブームに乗るなど、たまたまの幸運であったものと思われます。

いずれにせよ、自分の実力と無関係の成果では長続きせず、昇ったジェットコースターが一気に降るように、たちまち衰亡しかねません。そうならないよう、原点からぶれることなく、着実に年輪成長させていくことで立志大成を目指しましょう。

また、徹底の心得として「信用される人になる」ということも忘れてはなりません。どういう人が信用出来るかというと、大事なポイントが3つあります。(続く)