vol.21 我々は努めて、高レベル念子の発信者となろう

宇宙はまだ進化の途中にある

全てが「ナホヒ(直日、直霊)」のままなら問題は無いのに、なぜマイナスのエネルギーである「マガツヒ(禍津日、禍津霊)」が発生してしまうのでしょうか。ズバリその理由は、宇宙が不完全なことにあります。不完全であるということは、宇宙はまだ進化の途中にあるということです。

宇宙が不完全だと聞いて、がっかりしないで下さい。もしも完全なら、人間が存在する意味はなくなります。宇宙が既に完全であれば、人間はいてもいなくてもよく、いたとしても何もしなくていいということになります。宇宙に働きかける力を持つ人間という存在を、大宇宙がわざわざ生み出す必要は無いということです。

常に未完成であるからこそ、宇宙は永遠に発展していけるのです。未完成であることによって、宇宙は進化発展の「伸び代(のびしろ)」を持ち続けていられるのです。その伸び代が、人間が努力する舞台となるわけです。

ナホヒは高レベル念子、マガツヒは低レベル念子

ナホヒが念子の基になっていると述べましたが、ナホヒがマガツヒに転化するように、念子もマガツヒ化します。ナホヒは高レベル念子、マガツヒは低レベル念子と言い換えることが出来ます。前者は愛念子、仁念子、義念子などであり、後者は憎念子、不仁念子、不義念子などです。

人間は誰でも自分が一番可愛く思うものであり、自己中心的な感情から、他人に対して嫉妬や憎悪の感情を抱いたり、反対に無関心に陥ったりしがちです。その結果、低レベル念子を出してしまうのです。

そこで終わらぬよう、我々は努めて、高レベル念子の発信者となりましょう。和合・調和・互恵、あるいは多様化・連係化・一体化が宇宙進化の方向性であるならば、それに合った高レベル念子を発信出来るよう努力するところに、人間の使命なり役割というものがあると思うのです。

現実には、誰でも気が付けば、低レベル念子を出してしまっています。宇宙と同じく、人間も未完成であり、不完全な存在なのです。だからこそ、人としての努力に意味が生まれますし、自分を磨くことによって、ひいては大宇宙の生成発展にもつなげていけることが可能となるのです。

では、マガツヒをどうナホヒに戻すか。そのために大切な考え方を、次に述べましょう。(続く)